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映画、小説、コンテンツ

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2020年9月の記事一覧

むかし好きだったマンガをあらためて読み直した。

むかし好きだったマンガをあらためて読み直した。

むかし好きだったマンガをあらためて読み直した。

高橋留美子著『めぞん一刻』。

裁断して、スキャンして、資源ごみに出すつもりで読んだ。

うちの中が狭くなってきたので、数年前から少しずつ本のPDF化を進めている。

「裁断するまえにもう一回だけ」と思って読み直したのである。

***

でもやっぱり、、、

最後まで読むと愛着がわいてきて、裁断する気になれない。

じつは去年も裁断しようとして、

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なぜ新しい映画がつくられるのか?

なぜ新しい映画がつくられるのか?

映画については、まえまえからギモンに思っていたことがある。

思いきって書いてしまおう。

「なぜ毎年毎年、こんなにたくさんの新作映画がつくられるのだろうか?」

である。

クリエイターさんやらプロモーターさんやらが読んだら怒られそうだ。

つまり。。。

作り手の側からすれば、新しい映画の製作がストップするいということは、自動車メーカーで新車の製造ラインがストップすることに近い。

おまんまの

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青春ってなんなんだ?

青春ってなんなんだ?

青春ってなんなんだろう?

あなたは青春しましたか?

青春とは、思春期のことではない。

思春期ならだれでも通過するけど、青春はそうはいかない。

***

青春とよばれる時期は、いっぱんには中学生から高校生のあいだである。

大学生が「青春している」というハナシは聞いたことがない。

いっぽうで、「青春とは心の若さである」という名言を残したのは、パナソニックの創業者 松下幸之助さんだ。

松下

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狂気の走り

狂気の走り

昨日に続いて、故郷をでるということについてハナシをしたい。

***

『茄子 アンダルシアの夏』というアニメーションをご存知だろうか。

Amazon Primeでみれる。

たった47分だ。

ツールドフランスのような自転車レースを扱った作品である。

***

主人公のペペは、スペインの貧しいアンダルシア地方出身の自転車ロードレーサーだ。

スター選手ではない。

チームからリストラ寸前の状

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東京の風

東京の風

いま、東京と地方の格差というのはどれくらいあるんだろう?

ぼくが通った四国の高校では、年に一回、各分野で活躍している先輩を招いた講演会が開かれていた。

高校3年のときにやってきたのは、コラムニストの天野祐吉さんだった。

雑誌『広告批評』の編集主幹だった人だけど、お会いするまでぼくは存在を知らなかった。

天野さん自身が開口一番「おそらくみなさんのクラスで1~2人しか読んでない『広告批評』とい

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〇〇がなければ生きていけない

〇〇がなければ生きていけない

「〇〇がなければ生きていけない」というのは、ざっくり言うと「依存」である。

にんげんは、太陽と空気と水と食べ物がなければ生きていけない。これもある種の依存だといえる。

依存は、少なければ少ないほど、ラクに生きられる。

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たとえば覚せい剤中毒の人は見ていて不自由そうだ。

お金がかかるし、刑務所に入れられたりするし、さぞ不自由だろう。

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ぼくはスマホがなくてもTVがなくても生

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