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プロも知らないスイング改造に時間がかかる理由

みなさま、こんにちは

前回までの記事で、
アマチュアの皆様が抱える具体的な
スイングの悩みを解決するための考え方について
書かせて頂きました。(さらに詳しい練習法を次回以降掲載していきます)


今回は、より一般的な範囲で、
なぜ、なかなか上達しないのか
そして上達をするために知っておかなければならない
考え方をご紹介します。


プロでも悩みは多い

ゴルフは、最も難しいスポーツと言われることもあるくらい
上昇と下降を繰り返すスポーツですよね。

毎日 たくさん練習に取り組む
プロの選手でさえも
前年よりも成績が伴わないこともよくあります。

だから、アマチュアの人が
なかなか上達しないと考えるのも無理はないと言えます。

もちろんスコアを作る上で、スイングが全てではありませんが

プロゴルファーもコーチを付けるように

レベルの違いに関わらず、
スイングについて試行錯誤をしているのです。

ゴルフは、スイングの少しの変化が
ボールの結果としてはっきりと現れるので
一喜一憂しやすいスポーツと言えるでしょう。

もちろんこれは、ゴルフの魅力でありながら

本気で上達したいと考えるプロにとっては
悩みの種にもなり得るのです。

脳を鍛えようとゴルフの練習をしているか


一瞬、良くなったと思ったのに
調子が長続きしない

練習してもなかなか身につかない

この背景には

身体の状態を制御している
脳の状態(潜在意識)=身体意識 が深く関係していて、

わたしたちの知らないところで、

ゴルフの練習をする以外の時間も

絶えず働いていて

わたしたちの『癖』を 形付けているからです。


ですから反対に、スイングに変化が生まれたときや
調子の良い時には、身体意識も変わっているのです。


高岡英夫氏の名著より

潜在意識では、ゴルフも歩きも区別していない


わたしたちの脳の中でも
人間らしい脳は、知識としてゴルフというスポーツを
区別し上達しようとしますが、

運動を司る脳は、誰もが日々行う歩く動作とゴルフ
を区別していません。

これがまさに、

『頭ではわかってるけど、できない』

の原因となるのです。

そして、仮に毎日200球ゴルフの練習をする方でも

一日一万歩、歩いたとしたら

どうしても後者の方が、脳の学習にとって

多数派になるのです。




世界一のゴルファーは立ち姿や所作も世界一


だから、わたしは、
スイングだけを分析して
スイングを改造するのは限界があると考えています。

スイングの改造した先には、必ず身体意識も変化しますから
盲目的にならず、積極的に身体意識のトレーニングに取り組む
べきです。


前回までの記事で述べた、

真っ直ぐという形ではなく
真っ直ぐの中でも質が異なる 

というのは、まさに身体意識そのものです。




全盛期のタイガーウッズのようになるためには

立ち姿や所作、そしてそれを可能にしている
身体意識の研究と実践が必要不可欠となるのです。


立ち方、歩き方は身体意識の影響を受ける

そして、日々の練習の内容も
それ自体が、身体意識を良いものにするよう
に目的を変える必要があります。

その結果として、理想のスイングへと近づいていきます。


次回、潜在意識(身体意識)について解説していきます。



さらに今後、具体的な練習方法等も
詳しく発信していきます。


ご愛読有難うございます。







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