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テレワークとデータベース

テレワーク導入の課題の一つに「データの共有」がある。


「ウチはクラウドでファイルの共有はしている」と言う方もいらっしゃるだろう。


が、「ファイルの共有」ではなく「データの共有」だ。


エクセルやワードのファイルを閲覧、編集できることがファイルの共有で、顧客情報や売上履歴などのファイルの中身を共有することがデータの共有である。


このデータの共有をするにはデータベースが必要になる。


しかし、多くの中小企業ではエクセルで管理されていることが多い。


ではなぜエクセルではダメなのか?


ダメではないが、エクセル本来の使い方がデータベースに向いていない。


エクセルでは、基本的に情報の管理が二次元平面で行われる。(シート間やファイル間のリンクはできるが…)


つまりエクセルで作業ではデータの一元管理が面倒なのだ。


例えば、各部署ごとがそれぞれ得意先を登録してしまったり、二重三重で同じ得意先を登録してしまうことも起きる可能性がある。


ソフトウェアにもその作業によって向き不向きがある。


テレワーク導入の前に簡易型データベースの導入をして、データ共有がスムーズにできる環境を構築することが良いだろう。

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