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思春期の男の子は「喋らない」は「嘘」

年末年始あたりから、長男が、進路や11年続けてきたサッカーを続けるべきか?を悩んでいます。

息子は、思春期に入り、声が低くなり、身長も伸びました。体力では全くかないません。

変化著しい息子と一緒に暮らしていると、以前に比べて、「自分の息子」という感覚がだんだんと薄くなってきました。

暴力をふるうことはありませんが、機嫌が悪い時には大きな声で、こちらの言うことに反発することも、しばしばあります。いわゆる「クソババア」の類です。

こういうことは、どんどん体力や気力が下り坂になっている「母親」からすると「恐怖」なのです。こうして、息子と私の間の距離は、以前より遠くなりました。


私が今の息子と同じくらいの年の頃、部活動の試合を見に来る父親が嫌でたまりませんでした。

「自分が嫌だと思ったことは、人にはしない。」

これは、私の行動の基準の1つです。

そして、私は40歳を超えてから、反抗期を迎えました。「自分のことを自分で決められなかった後悔」がたくさんのコンプレックスや問題を生み出しました。

だからこそ「息子には自分のことは自分で決めさせたい」と常々思っていることもあり、息子のことを気にかけながらも、遠くから見ているような状況でした。

一般的に、「男の子は思春期に入ったら急に喋らなくなる。」と言います。

私は、その意味は、先ほど書いたようなことで、息子との距離が遠くなってしまうことは当然のことなのだと思っていました。

でも、「それは違う」と昨日感じたのです。

息子の外観は、この1,2年でとても変わってしまったけれど、中身は外見程変わってはいない。

「大きな声で喚く」はむしろ、「迷っていて苦しいから助けて。」
の意味なのだと思いました。

小さな頃なら、ギュッとハグして、「どうしたの?」と聞けば良いですが、自分より大きくなってしまった息子を抱っこするわけにもいきません。

息子の14年間の人生の中で、一番悩んでいます。

苦しいと思うけど、今、悩むことはとても大切な事。
答えを出すことを焦らせてはいけない。
落ち着いて考えることが必要。

今の息子は「嫌だ!」の気持ちを爆発させている。

スクールカウンセラーの先生にも相談しました。

すると、
「今はお母さんの気持ちは飲み込んで、子供の気持ちを丸ごと聞いてあげて。」と言われました。

14歳の少年は、自分の感情を上手に言葉で表現できないので、
頭の整理と共に助け舟を出しながら、息子の話を聞いていく。
受け止めていく。

「どうして嫌なの?」
「本当はどうしたいの?」
「これからどうしたらいいと思う?」

そうすると、息子は機嫌を損ねず、素直にたくさん話し始めたのです。

「今までの広がっていた私達の距離は何だっただろう?」
と思いました。

「そうだ。そうだ。
全部吐き出せ!!
自分の思いを認識するんだ!!」

実は、私はこの工程をnoteでさせてもらった。
自分で自覚している「自分の弱点やコンプレックス」を認識し、
外に出すことで、ブロックは外れる。

「大丈夫だよ。
これができたらすっきりできる。
もっともっと成長できるよ!」

って思う。まだもう少し時間はかかるけど、息子の絡まった感情を一緒に解いていこうと思う。

一緒にポップコーンでも食べようかな?
今夜も息子の「好きなご飯」を作ろう。




毎日のおうちごはんのことで困っている人を減らすために毎日頑張っています。今はYoutube撮影用の機材購入の資金に宛てさせて頂きたいと思っています。