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「幸せのお菓子『おいり』」
昨日は年に1度のひな祭り。最近は「時短メニュー」を多く作っていましたが、昨日は「愛情込めて」、「時間を惜しまず」5品作りました。
〇ひな祭り寿司ケーキ
〇お吸い物
〇宝袋煮
〇いちごアイスクリーム(雛あられ添え)
〇菱餅
![](https://assets.st-note.com/img/1646370654586-SJcbXdJ2Xn.jpg?width=800)
上記の4品は、来週に「先週のお料理」でご紹介するとして、今日は5品の中で一番思い出深い「おいり風いちごアイスクリーム」について書きたいと思います。
「おいり風いちごアイスクリーム」の「おいり」とは?
![](https://assets.st-note.com/img/1646368130640-mwZ1Sz1m4F.jpg?width=800)
写真のアイスに乗っているのは、スーパーで売られている普通の「ひなあられ」です。アイスにトッピングするだけで、とても可愛らしくありませんか?実は、雛あられを見た時に、少し昔のことを急に思い出したのです。
それは、子供がまだ幼稚園に通っていて、香川県に住んでいた頃の事です。はじめて金毘羅山にお参りに行き、1368段の階段を昇って参拝を終わらせた帰り道。参道横のお店をふと見ると、「おいりソフトクリーム」という可愛らしいソフトクリームを発見しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1646369591046-UP7ZuEFMxL.jpg)
とってもかわいいですよね!!あまりの可愛さにすぐに買いました(笑)
「おいり」とは
![](https://assets.st-note.com/img/1646368978274-VTtOWxZOI1.jpg?width=800)
香川県の特に中西部地方から愛媛県の西条市以東で生産されるあられの一種。主にソフトクリームなどの菓子のトッピングや結婚式の引き出物や土産菓子として販売されている。
直径 1cm ほどの玉状で、色は桃色、緑、白、空色、紫、オレンジなど様々である。外は薄い殻のような食感で、中は空洞で口に入れるとすぐに溶ける。一般的なひなあられの風味に似ており、甘さは控えめである。 原材料は主にもち米。
「おいり」はとても繊細なお菓子で、口の中に入れると、綿菓子のように「すぅ~っ」と溶けて、和三盆(お砂糖)の上品な甘さが口の中に広がります。
西讃岐では嫁入り道具に欠かせなかったそうで、結婚式やお節句などにも使われるそうですよ。
親子でたくさんの階段を昇って、お参りして、お守りを買って、可愛らしいソフトクリームを食べたことを急に思い出しました。
なんとも素敵なお菓子「おいり」。どこかで見かけたら、口の中に広がる「幸せな感覚」を味わってみて欲しいなと思います。
毎日のおうちごはんのことで困っている人を減らすために毎日頑張っています。今はYoutube撮影用の機材購入の資金に宛てさせて頂きたいと思っています。