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セルフカウンセリング③

セルフカウンセリングで、まずはこの2つを行いました。

  • 今何が起きているのか、自分の気持ちを整理する

  • 本当はどうなりたいのか考える

にゃりぺよはそのとき、体調に左右されて過去を思い出し、死にたくなる状態でした。
そのせいで家族に迷惑をかけていました。

そして死にたい気持ちに振り回されないことと、
家族の前で死にたい気持ちにならず、楽しくすごすことを望みました。

そもそもなぜ今の状態に?

次ににゃりぺよは、そもそもなぜ毎日飽きもせず死にたいと思っているのか考えることにしました。
そしてこれだけははっきりしていて、にゃりぺよの死にたい気持ちの原点は母親でした。

母親がおかしいと感じたのは、中学生のころに性被害に遭ったときのことでした。
母親は世間体だけを気にして、にゃりぺよを守ろうとはしませんでした。

しかしその事件で母親の異常さを自覚したに過ぎず、母親はそれより前からおかしかったと思います。
にゃりぺよの生活を管理しようとして、にゃりぺよが少しでも自立しようとすると異常に激怒しました。

いつも周囲に悪口を言われたと被害妄想を抱き、にゃりぺよに悪口を吹き込みました。
まるで悲劇のヒロインのようにふるまい、母親の味方をするようにゃりぺよに強制しました。

母親はにゃりぺよのやりたいことに興味を示しませんでした。
母親は男のほうが優先で、にゃりぺよの部活の大会より男とのデートを選びました。
母親は自分が寂しいからという理由で、にゃりぺよの進路に反対しました。
母親はにゃりぺよの結婚を祝福せず「裏切り者」と罵りました。

挙げればキリがないですが、母親の言動一つ一つがにゃりぺよの自己肯定感をそぎ落としていきました。
にゃりぺよは母親の味方でいるよう強制されながら、味方になってくれなかった母親を恨んでいました。

もちろん母親は、最低なだけの人間ではありません。
にゃりぺよに衣食住を提供し、ときにはにゃりぺよを心配することもありました。

しかしどうしても思い出すのは、にゃりぺよを邪険に扱うときの顔。

にゃりぺよは母親に大事にされず、育ちの悪い自分が嫌いでした。
母親からの愛が欠落した自分は、何をしても半人前で到底生きていていいものではないと思っていたのです。

人生の中には当然、仕事や恋愛関係でつらい思いをしたことがあります。
それでもにゃりぺよがつらかったと思うのは、母親との思い出だけです。

にゃりぺよの死にたい気持ちの原因は、母親との思い出でした。

過去と気持ちを受け止める

きっとこれが一番難しいんだろうと思いますが、突き止めた死にたい過去とその気持ちは受け止めます。
正直心に余裕持って、時間かけないと無理…。

もう起きてしまったことは仕方ありません。
あの母親のもとに生まれなければ、と考えたことも一度や二度ではないですが、それも今さらどうしようもありません。

そもそもあの母親から、あの地に生まれて悪いことばかりではなかったのもあります。
今の友人とは、あの地に生まれなければ知り合えなかったかもしれないから。

仕方ないけど、本来背負わなくてもよかったかもしれないつらい思いをしました。
そりゃ死にたいと思っても仕方ないですよね。

両親と仲がよくて、愛されている人にはわからない気持ちです。
もちろんそういう人にはそういう人の苦労がありますが、愛されていない人が大変なのは事実です。

死にたいほどにつらかったのに、死なずに生きてきたのはえらいこと。
本当につらかった、でも頑張ってえらかったと、これも文字にして書いてしまえばいいのです。

つらかったなあ…。
本当はあんな思いしたくなかった。
優しい母親に愛されて、そしたらこんなに性根がねじ曲がっていなかったよ。

時間をかけて、自分が頑張ったことを見つけて受け止めます。
死にたいのに生きててえらい人はコメントをくれればにゃりぺよも褒めます。

次は受け止めた気持ちを踏まえて、本当はどうしてほしかったのかを考えていきます。

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