大学入学後のクイズ生活
こんにちは。伊野です。
前回の続きです。自分の中でクイズはテレビに出る手段でもあり、知識を増やして博識になれるものだと思っていました。「有名になりたい」という意思で入ったクイズ研究会。現在までにどのようなことをしてきたかを話そうと思います。
クイズ研究会に入ったとき、もちろん友達はいませんでした。そもそも大学に知り合いがいないので仕方ないですがね。でもすぐに同期と仲良くなりました。クイズ研究会の同期は、大学から始めた人が多く、非常に居心地が良かったです。高校からクイズをやっていた同期が最初すごく引っ張ってくれて、みんなで夢中になりながらクイズをしていました。最初のうちは上級生と早押しクイズとかをすると勝てないので、毎晩のように長屋というサイトを使ってインターネット上で同期とクイズをしていました。5月以降になって問題集というものに初めて触れました。クイズはあらゆる場所で企画というものが行われており、その企画で使用した問題を問題集として売っている人がたくさんいるので、それを購入しひたすらに読むということを始めました。毎週金曜日に新入生・初心者のための活動があり、そこで同期と切磋琢磨していました。
特にそのまま何もなく夏休みに突入しました。夏休み中に初めてクイズ大会に出ました。主に私は短文の早押しクイズの大会に出るのですが、最初にペーパーテストで人数を絞るのが一般的です。最初に出たSTUという大会では48人に絞るのですが、参加人数が200人を超えているため、私には到底敵わない感じでした。しかし、学生クイズ界のクイズを間近で見ることができたのですごくモチベが上がりました。いつかこの大会でペーパー抜けて、ボタンを押すぞっという気持ちになりました。その後はクイズ研究会の夏合宿があり、みんなで楽しくいろんなクイズ(画像クイズやイントロクイズなども)を楽しみました。9月にはチーム戦の大会があり、同期と横浜国立大の1個上の先輩と組んで楽しくクイズをしました。
夏休みが終わった後は、普通に学校の授業を頑張りながら、クイズも普通にしていました。10月には同期と一緒に初めて企画を行いました。同じ月に関東の同期インカレの企画があって、そこで別の学校の同期と交流を深めることになりました。その企画では大学スタートながらSFまで進出できて、すごく充実した時間になりました。同じ大学スタートの人々がすごく頑張っているのを見て、さらに頑張るモチベになりました。
12月に第二回新人戦というものが開催されました。夏あたりに開催されることを知り、結構楽しみにしていました。その大会のペーパーで7位を取り、3Round進出のシードを取りました。このとき5位に同じく大学からクイズを始めたお茶女の同期がいて、めちゃくちゃ燃えたことを思い出します。慶應の同期がたくさん活躍してて、すごく嬉しくて楽しかったですね。3Rでは結構ダントツで1位で勝ってSFに進出できました。SFでは普通に負けたのですが、やっぱりクイズって楽しいなと感じましたね。結果がついてくることって重要ですね。
2月にSTUが開催されたのですが、私は西野七瀬卒業コンサートに当たったので参加できずって感じでした。一生に一度しかないのでそっちを選んだわけですが、京セラドームにいながらSTUの速報を聞いていました。同期がペーパー抜けたことを聞いたときは嬉しかったです。そのまま卒コンで叫びまくりました。私はそのまま広島に帰り、クイズから離れ地元の同期と遊びまくりました。
そして3月、学生クイズ大会としては最大のabcという大会が開催されました。参加人数は800人を超えていました。ぱ、ぱねぇ…。そこから48人なんで本当に厳しい戦いです。100問のマーク式テストで100人に絞り、その中から100問筆記テストで48人へ。ここを切り抜けた人々本当にすごいですよね。そんな私はなんとマークで100人以内に入りまして、筆記の採点をしてもらうことができました。まあ筆記で88位だったのでキツキツでしたが、それでもすごく嬉しかったです。慶應から当時4年の先輩が二人抜けてて、かっこいいと思いました。さらに、この大会優勝したのは京都大学の同期ですよ。ほんと、つよっ。モチベが上がるわ上がる。
こんな感じで1年間は終わったわけです。そこそこ頑張ったので、クイズ界で名前は知られたかなと。その他の活動としては、フジテレビの99人の壁にジャンルAppleとして出演していました。
クイズ歴が2年目になって、後輩も入ってきました。やる気のある後輩がいて、鍛えまくるぞということで、最初からバリバリに一緒にクイズしてました。5年の強い先輩も頻繁に来るようになり、すごく充実したクイズ生活になってきました。問題集を読むことが減り、とにかくボタンを押すようになりました。なんせ楽しいですからね。学校の講義が専門化してきて忙しくなったので、クイズする時間は減りました。でもまあ時間があればクイズをするといった生活は変わらず続けていました。
8月についに待ち焦がれたSTUという大会がやってきました。ちょうど初参加から一年経ちました。この対策として、まず自分で少し大きめの企画を行いました。自分が覚えてないものを中心に問題を作成して行ったことで、だいぶ覚えることができました。それとそれぞれが作成した問題を、大会に参加する人同士で交換し合って、それを解くということを繰り返しました。そうすることで分からない知識、落としてしまった知識を再確認し、それを一つのファイルにまとめ通学時間に見返したりしていました。そんなことしながら対策したSTU。そこまで対策できたのも、人々の前でクイズしたい、活躍したいという思いでした。そしていよいよペーパーが始まります。参加人数は600人を超え、凄まじい大会。1R突破できるのは48人。20分間100問と向き合いました。終わった時に、正直自信はありました。ワンチャン抜けれるかな?そんな感じで順位発表まで待ってました。採点途中にチーム戦があり、大学スタート同期と組んだチームで闘いましたが、自分のミスで負けてしまいました。不甲斐ないですね…。まあ切り替えて本戦を待ちました。いよいよ結果発表、まずは1位から発表され、そこからは蛇腹に発表されます。最初に戦う人々が発表されるわけです。12人ずつ発表されるのですが、全く呼ばれない。あれ、自信はあったけどやっぱ無理だったか…と思ったとき、最後の12人で16位として呼ばれました。16位!?となったわけです。想定以上です。びっくり仰天です。
そのまま2Rに出場しました。名前を知っている人たちと一緒にクイズをするわけです。めちゃくちゃ嬉しかったですね。楽しみながらやってました。自分のペースでやろうと落ち着いてやっていたら3位で抜けて、3R進出。うお〜。やべえやべえ。ま、3Rはあっさり負けました。それでも目標であったペーパー抜けは達成できたわけです。着実に知識も増えているんだなあと。感心です。後輩にもこういう姿を見せることができて、非常に良かったかなと。大会を開いてくださる人々に感謝の気持ちでいっぱいです。
こんなにクイズで頑張ってちょっとした結果を出せてきたのは、もちろん「有名になりたい」という強い思いもありますが、「同期」の存在が大きいかなと思います。慶應の同期、別の学校の同期みんなが頑張っていて、俺も頑張らないとな。そう思ったのが強いです。さらには自分をたまにクイズに誘ってくれる先輩だったり、社会人の方々、やる気のある後輩、あらゆる人に囲まれてきたからこそここまで来れたのかなあと。
いまだ、テレビに出るとかいう話もないですけど、これからもクイズを頑張りつつ、やりたいことが増えたので、様々な分野を目指して行こうかなと思います。なんか本とかも出していきたいですね。人生一回しかないですから、やりたいこと全部やっていきたいと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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