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着物文化はひとつの言語:その③お気に入りの柄を見つけて自己表現もOK💓

ご好評いただいているこのシリーズ、いよいよ最終回です!と言っても柄の話をしただけなので、またそのうち折を見て色や素材の話なども。着物は本当に奥深くて面白いので百話くらいすぐ書けちゃいそう😆

さて、その①では季節性、その②ではさまざまな柄の持つ意味の例をご紹介しました。しかし、それらはもともと与えられたものとも言えます。つまり、誰かむかーしの人がそれぞれの柄に意味を持たせて、それを後年の人たちが大切に守り続けてきた考え方やイメージなのです。

もちろんそのような古典柄を理解することは不可欠です。ただ、一方で、今を生きるわたしたちも着物の柄に自分らしい意味を持たせることができます。今日はそんなお話をさせていただきますね!


私が自分らしさを表すために着用する3つの柄

その①でご紹介したとおり、植物の柄は基本的に特定の季節にのみ着用されます。一方で、植物の柄が季節以外の意味を持つケースも実は少なからず存在します。

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