ユリ【KIMONO x LONDON】🇯🇵🇬🇧

ロンドン在住のライター&翻訳者(英語・フランス語)。イギリス生活・着物生活・アート・英…

ユリ【KIMONO x LONDON】🇯🇵🇬🇧

ロンドン在住のライター&翻訳者(英語・フランス語)。イギリス生活・着物生活・アート・英語学習について発信しています。好物はイギリスのパイと日本の豆かん😊

マガジン

  • KIMONO x LONDON

    主に着物で生活するロンドン在住のライターが、イギリス暮らしや他国への旅行の様子を綴ります。他愛ない日常ネタから日英文化比較、ガイドブックには載らない見どころや名物料理、イギリス人とのコミュニケーションのコツまで幅広く網羅しています。

  • お気に入り帳

    気になるレシピ&お店、アートなど、他のクリエイターさんの「本気で気になる」記事を集めています🤗

  • イギリスお金事情

    イギリス人と「お金」は切っても切り離せない関係!? 日本とは異なるイギリスの金銭感覚についての読み物をまとめたマガジンです。 イギリスにご興味がある方はもちろん、日本との比較を楽しみたい方にも♪

  • きものがたり(1~10)

    このシリーズでは、着物にまつわるわたしの個人的な考えや体験、着物好きの人たちとの交流などを気ままに綴っていきます。お着物に興味のある方に「わかるわー」「そんな考え方もあるんだ~」と楽しくお読みいただけるコンテンツを目指します✨

  • 『Kimono: Kyoto to Catwalk』レポート

    2020年にロンドンV&A博物館で開催中の着物展を、日本人の着物ファンの視点から詳細にレポします。着物業界の方や着物好きの方など、イギリスで着物がどのように紹介されているのかご興味のある方はぜひ💓

記事一覧

イギリスの映画好きにとっての殿堂、英国映画協会(BFI Southbank)でイラン映画を観てきました🇮🇷素晴らしかったので、またきちんと感想を書きますね。

ショップでBFIの月刊誌「Sight and Sound」のバックナンバーを観ていたら、表紙に濱口竜介監督が😉

オノ・ヨーコ:アーティストとしての彼女に今あらためて光が当たる②参加型アートを通じた平和への祈り

ロンドンのテート・モダンで開催された『オノ・ヨーコ』展。何度かに分けて、その様子をお伝えしていきます。上の記事はプロローグです♬ さて、展覧会場の前に置かれたこ…

外国で生きることのリスク:海外駐在は楽ではない!

中国で痛ましい事件が起こり、ショックを受けた方も多いかと思います。まだ不明な点も多くあるため、その件について掘り下げることは避けますが…。一般的に海外在住者、と…

キリスト教にも多様な教派があります。ここは「Third Church of Christ Scientist」。科学者のための教派なのかな?と思いきや、科学や医学は重視しておらず祈りを中心としているとのこと。この教会はもう使われていないものの、建物は立派ですね✨

中国最高峰の絹織物「南京雲錦」で中国名画を再現:London Design Festival①

現在、ロンドンでは「London Design Festival」というイベントが開催されています。期間は2024年9月14日~22日。ひとつの会場で行われるわけではなく、ロンドンのあちこち…

作曲家ブリテンも魅了したお能『隅田川』をロンドンで鑑賞✨@『Noh Reimagined 2024』1日目

2022年6月にロンドンで開催された『Noh Reimagined 2022』。古典的なお能の舞台が楽しめるのはもちろん、和洋フュージョン、能楽体験ワークショップなど、どれもサイコーに…

柚子にベイクドビーンズ…イギリスのスナック菓子のフレーバーが面白い!

今日は小ネタです🌟 日本人はスナック菓子がお好きな人が多いですが、イギリス人も実によく食べます。とくにポテトチップス(イギリス英語ではクリスプス)は人気ですね。…

イギリス旅行に現金は必要か?おすすめのカードブランドは?

今日はいただいた質問にお答えします♬ 初めて旅行される方は必ず悩む問題ですよね。ぜひ以下を読んで疑問をすっきり解消していただけたらと思います。 イギリスは超カー…

欧米よりも事態はずっと深刻!実はギャンブル大国の日本⑤:オンラインカジノ編

これまで4回にわたって日本のギャンブル事情とギャンブル依存症について綴って参りましたが、いよいよ最終回!希望あふれる締めくくりにしたくなるのがライターというもの…

オノ・ヨーコ:アーティストとしての彼女に今あらためて光が当たる①世界一有名な日本人女性

欧米を含む世界のあちこちで、浮世絵や着物、ジブリや任天堂などの日本文化がクールだと思われているのは事実。しかし、「日本人の作家やアーティストを10人挙げてみて?」…

これからしばらくロンドンではお能関連のイベントが続きます。舞台芸術として非常に特殊なお能。日本人でも熱烈なファンと無関心な方にパッキリと分かれますが、わたしは前者なのでワクワク😍

今日は大和日英基金で講演がありました。お能や狂言の面についてのふか~いお話も💗💗💗

欧米よりも事態はずっと深刻!実はギャンブル大国の日本④:大阪IR計画編

これまで3回に分けて見てきた、日本のギャンブル事情。深刻度が非常に高いことはおわかりいただけたかと思います。黄信号どころか、すでに赤信号がびかびかと光っている状…

イギリス&日本文化ネタが猛追✨この1年間で最も読まれた記事【第11位~第20位】【全文無料】

第1位~第10位は、ヨーロッパ生活とMediumにフォーカスした記事が優勢でした。お読みいただいたお1人お1人に感謝です💓でも、えーと、いちおう【KIMONO x LONDON】をテーマ…

ヨーロッパ生活&Mediumへの関心の高さが際立つ2024年!💓この1年間で最も読まれた記事【第1位~第10位】【全文無料】

「いつも見ているよ!」という方も「たまーに見てるよ!」という方もありがとうございます。noteを始めてなんと5年が経ちました。わーーー、すごくないですか?皆様のおか…

今日はイギリス人の友人宅でピザナイト🍕

いちばん大きなサイズのピザ(しかもトッピングなし)を選んだらしく、19インチ、つまり直径48cmで笑ってしまいました。間違いなく今まで見た中で最も巨大なピザ。

イギリスではケバブ屋さんがピザ屋も兼ねていることが多々あります。

ヨーヨー・マにベルリンフィル!今夏もPROMSがサイコーすぎる🎻✨

毎年、夏に旅行できない理由のひとつがPROMS。今年も素晴らしいコンサートが揃っています。 先週末は、なんとPROMSコンサートをはしごしてきました。16時からは、世界的チ…

イギリスの映画好きにとっての殿堂、英国映画協会(BFI Southbank)でイラン映画を観てきました🇮🇷素晴らしかったので、またきちんと感想を書きますね。 ショップでBFIの月刊誌「Sight and Sound」のバックナンバーを観ていたら、表紙に濱口竜介監督が😉

オノ・ヨーコ:アーティストとしての彼女に今あらためて光が当たる②参加型アートを通じた平和への祈り

ロンドンのテート・モダンで開催された『オノ・ヨーコ』展。何度かに分けて、その様子をお伝えしていきます。上の記事はプロローグです♬ さて、展覧会場の前に置かれたこの2本の木。たくさんの紙がぶら下がっており、日本人ならこれが何にインスパイアされたものかすぐにおわかりになるかと。そう、七夕の短冊ですよね。 これは「Wish Trees」というオノ・ヨーコの有名なアートシリーズのひとつ。1996年から現在までに、世界のさまざまな場所で設置されています。レモンの木、ユーカリ、サルス

外国で生きることのリスク:海外駐在は楽ではない!

中国で痛ましい事件が起こり、ショックを受けた方も多いかと思います。まだ不明な点も多くあるため、その件について掘り下げることは避けますが…。一般的に海外在住者、とくに駐在員やそのご家族について誤解されているなぁと感じることがあるので、今日はそれをテーマにしてみたいと思います。 なお、わたし自身は駐在を経験したことはありませんが、親族や友人など、周囲に駐在経験者(世界のさまざまな場所)がめちゃくちゃ多いので、彼らの生の声を聞いているのです。皆様、本当にお疲れ様です!! 駐在生

キリスト教にも多様な教派があります。ここは「Third Church of Christ Scientist」。科学者のための教派なのかな?と思いきや、科学や医学は重視しておらず祈りを中心としているとのこと。この教会はもう使われていないものの、建物は立派ですね✨

中国最高峰の絹織物「南京雲錦」で中国名画を再現:London Design Festival①

現在、ロンドンでは「London Design Festival」というイベントが開催されています。期間は2024年9月14日~22日。ひとつの会場で行われるわけではなく、ロンドンのあちこちで小さな展示会やワークショップが実施中。全部でいくつあるか数えようかと思ったけど数が多すぎて断念しました。少なくとも200個くらいはありそう。 そんなわけで、無理してたくさん回ろうとするよりは気になるものをいくつか覗くのが正しい楽しみ方かと。日本関連のイベントも相当な数ありますが、今日は

作曲家ブリテンも魅了したお能『隅田川』をロンドンで鑑賞✨@『Noh Reimagined 2024』1日目

2022年6月にロンドンで開催された『Noh Reimagined 2022』。古典的なお能の舞台が楽しめるのはもちろん、和洋フュージョン、能楽体験ワークショップなど、どれもサイコーに面白くて刺激的なイベントでした。以下にその様子をまとめていますが、今でもどれも鮮やかに記憶に残っています。 そして、2024年6月、『Noh Reimagined』がロンドンに帰ってきました。イエーーーイ!!心待ちにしていたのはわたしだけではなく、2日間にわたって能楽関連のさまざまなイベントが

柚子にベイクドビーンズ…イギリスのスナック菓子のフレーバーが面白い!

今日は小ネタです🌟 日本人はスナック菓子がお好きな人が多いですが、イギリス人も実によく食べます。とくにポテトチップス(イギリス英語ではクリスプス)は人気ですね。 この「Kettle」はアメリカのブランドですが、材料がシンプルで安心して食べられるのでおすすめです。日本でもKALDIとかで売っているかしら。とくにこの薄塩味の原料は、じゃがいも、植物油、塩のみと超シンプル。ちょっと高めですが、上質なもの(と言ってもスナック菓子だけど・笑)をちょっとつまむのが大人っぽいですよね。

イギリス旅行に現金は必要か?おすすめのカードブランドは?

今日はいただいた質問にお答えします♬ 初めて旅行される方は必ず悩む問題ですよね。ぜひ以下を読んで疑問をすっきり解消していただけたらと思います。 イギリスは超カード社会イギリスは日本や他国をはるかにしのぐカード社会です。デビットカードまたはクレジットカードを持っていればほとんどの場合、問題ありません。実際、わたしも現金をさわることは数か月に1回くらいです。 ただ、例外はいくつかあって…。 小さい個人商店では、今でもたまに「カードで支払えるのは5ポンド以上」などの制限が設

欧米よりも事態はずっと深刻!実はギャンブル大国の日本⑤:オンラインカジノ編

これまで4回にわたって日本のギャンブル事情とギャンブル依存症について綴って参りましたが、いよいよ最終回!希望あふれる締めくくりにしたくなるのがライターというものですが、この件に関してはなかなかむずかしく😅 今回は、日本のみならず世界各国でも大問題になっているオンラインカジノについてご紹介しますね。 日本ではオンラインカジノは違法!でも実態は?オンラインカジノは文字通り、インターネット上で利用できるカジノのこと。合法か違法かについては国によって異なりますが、合法としている国

オノ・ヨーコ:アーティストとしての彼女に今あらためて光が当たる①世界一有名な日本人女性

欧米を含む世界のあちこちで、浮世絵や着物、ジブリや任天堂などの日本文化がクールだと思われているのは事実。しかし、「日本人の作家やアーティストを10人挙げてみて?」と問われてすらすら答えられる人というのは実は滅多にいません。 日本文化に比較的詳しい人でも、おそらく多くの人が最初に、宮崎駿、黒澤明、小津安二郎、葛飾北斎、村上春樹などを挙げるでしょう。お気づきですか?これらがすべて日本人「男性」であることに。 イギリスやフランスなどで、日本人女性アーティストとして確固たる地位を

これからしばらくロンドンではお能関連のイベントが続きます。舞台芸術として非常に特殊なお能。日本人でも熱烈なファンと無関心な方にパッキリと分かれますが、わたしは前者なのでワクワク😍 今日は大和日英基金で講演がありました。お能や狂言の面についてのふか~いお話も💗💗💗

欧米よりも事態はずっと深刻!実はギャンブル大国の日本④:大阪IR計画編

これまで3回に分けて見てきた、日本のギャンブル事情。深刻度が非常に高いことはおわかりいただけたかと思います。黄信号どころか、すでに赤信号がびかびかと光っている状態です💦 今回はそれに追い打ちをかけるであろう、2030年に開業予定の大阪IR(カジノを含む統合型リゾート)について触れていきます。そして、もうひとつ触れておきたかったネタがこの記事では収まり切らなかったので、このシリーズのラストは次回の記事に回したいと思います。長々とすみません!でもたぶん面白いはず!! 2030

イギリス&日本文化ネタが猛追✨この1年間で最も読まれた記事【第11位~第20位】【全文無料】

第1位~第10位は、ヨーロッパ生活とMediumにフォーカスした記事が優勢でした。お読みいただいたお1人お1人に感謝です💓でも、えーと、いちおう【KIMONO x LONDON】をテーマに掲げて発信しているので、和文化ネタやイギリスネタももう少しがんばってほしかった感は否めず(笑)。 なので、11位以下のランキングを見てホッ。日本文化とロンドンにもしっかりスポットライトが当たっていました。ありがとうございます!! ☆第11位今年もさまざまな展覧会を訪れていますが、9月現在

ヨーロッパ生活&Mediumへの関心の高さが際立つ2024年!💓この1年間で最も読まれた記事【第1位~第10位】【全文無料】

「いつも見ているよ!」という方も「たまーに見てるよ!」という方もありがとうございます。noteを始めてなんと5年が経ちました。わーーー、すごくないですか?皆様のおかげで、この1年も楽しく書き続けられました✨ とくに『KIMONO x LONDON』を定期購読してくださっている方や、個別のnoteをご購入くださる方、サポートをくださる方、普段からスキやコメントで励ましてくださる方々にあらためてお礼を申し上げます🥰 さて、今年も人気記事ランキングをお送りします。「昨年までにす

今日はイギリス人の友人宅でピザナイト🍕 いちばん大きなサイズのピザ(しかもトッピングなし)を選んだらしく、19インチ、つまり直径48cmで笑ってしまいました。間違いなく今まで見た中で最も巨大なピザ。 イギリスではケバブ屋さんがピザ屋も兼ねていることが多々あります。

ヨーヨー・マにベルリンフィル!今夏もPROMSがサイコーすぎる🎻✨

毎年、夏に旅行できない理由のひとつがPROMS。今年も素晴らしいコンサートが揃っています。 先週末は、なんとPROMSコンサートをはしごしてきました。16時からは、世界的チェリストのヨーヨー・マ+アメリカ人ピアニストのエマニュエル・アックス(奥様はピアニストの野崎洋子さん)+ギリシャ人ヴァイオリニストのレオニダス・カヴァコスというスーパートリオが競演。そして、20時からはベルリンフィルです!! とても贅沢で幸せな時間を過ごすことができました♬ 会場のロイヤル・アルバート