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増やせないなら減らしてみよう

これまで、プレスラボの仕事と、副業でいくつかの仕事を持っていたが、仕事をいくつか手放した。

理由は今受けているキャリアコーチングがきっかけ。

「自分で企画したものを記事化したい!」という気持ちから、6月中にいくつかのメディアに企画を持ち込むアクションプランを、コーチングセッションの中で立てていた。しかし全然気持ちが進まない……。5〜6月、いくつかのミニマリズムに関する本を読んでいたからか、「増やせないなら、今は増やすときでなく減らすべきなのでは?」とひらめいた。

結論、単発でたまに仕事はくるけど最近は全然稼働していなかった副業、月に数時間〜数十時間稼働するSEOの副業を手放した。これらの仕事は「自分のスキルを使ってプラスアルファの稼ぎにつながるかも」「SEOを学んでおけばいつか役に立つかも」と思ってはじめたものだった。

また、今読んでいる箕輪厚介さんの『死ぬこと以外かすり傷』に書いてあった次の言葉も仕事を手放す後押しになった。

(前略)
 つまり、僕は幻冬舎というフィールドで「金」ではなく箕輪厚介という「ブランド」を稼いでいるのだ。幻冬舎の社員としてベストセラーを出し名前が売れることでオンラインサロンのメンバーが増える。プロデュースの依頼が来る。自分の名前でやる仕事が増える。
 副業解禁が話題だが、休日に牛丼屋でバイトして小銭を稼いでも意味がない。それは時間を金と交換しているだけ。本業を頑張って力をつけるのが先だ。

マガジンハウス『死ぬこと以外かすり傷』

あまり稼働できていなかった副業は、単発で短い記事を書くものだったので自分の時間を切り売りするような働き方をしていた。「いつか役立つかも」と思って学んでいるSEOは、「いつか」がいつだかわからないので、効果的に学べていなかった。「今必要」となったときこそ、学ぶときなのだ。

この決断をしてそれぞれの企業に連絡を入れたとき、心がスッキリした。

残した仕事は、心から大好きな本業のプレスラボの仕事と、SNSの発信から縁があった複業のGOAL-Bの仕事。今後はこの2つに全力を注ぐ。自分がやりたいと思うこと、そしてなるべく私にしかできない仕事をしていきたい。

増やせないときは減らしてみるのもいいかもしれない。




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