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月の星座とハウスのことは、私、できないのですか?

えっ!!!じゃあ、月の星座とハウスに関する事柄はできないってことですか?月星座に関わる分野のことをやりたいのに、私にはできないってことですか?私はバカなのでしょうか?(月双子座)私は結婚ができないのでしょうか?(月天秤座・月7室)などなどw・・・


このような主旨のご質問を受けることがあります。特に、月理論をご存じないクライアント様ですと、多かれ少なかれ、一旦は絶望的な気持ちになられるようです。ええ、ええ!わかりますよ!!!そのお気持ち。


欠損というキーワードを使うことで、よりそのような印象づけがなされてしまう側面もあると思います。また、長らく月理論を学んでおられる方でも、月は複層的な構造ですので、どうしても、基本的理解に混乱をきたす部分があります。


このようなご質問に対するユリシスの答えは・・・そうです!でも、そうではありません。ご安心くださいーーです!この矛盾した答え、これは一体、どういうことか?w


先日、愛ショップでお買い物をすると、中にプレゼントが入っていました。741Hzのレスキューウォーターとラベンダーポプリ。愛先生からのメッセージがついていました。そうか~そうだよね~これよね~と密かに感激しました。


というのも、先月だったか、愛先生が体調を崩された時、「ラベンダー精油が効果的だった、一度お試しください」とお話されていたからです。ご自身のキツイ体験から得た知恵を、常にみんなのため、世の為人の為に使おうとされていることが一目瞭然で伝わります。



愛先生は月牡羊座6室です。健康に捉われる月。病気になるのではないか、体調を崩すのではないかと身体的不調を殊更恐れ、あらゆる健康食品やメソッドに傾倒してしまう月です。この場合、牡羊座の象意である勇気や開拓精神、6室の象意である健康維持、管理能力を大人のレベルで使うことはできません。


けれども、こうやって、人のためには使えるのです。月の星座とハウスのことは自分のためには一切使えません!しかし、使おうと思うのが自然です。当然、使いたくなるし、使わないまま人生を終えるのは逆にもったいない。だって、ここは体験の星、地球ですから・・・とことんやってみるといいです。体験が最大の先生です。


しかし、実際、使ってみても決して上手くはいかないーーーそれが月です。だから、月の星座とハウスの事柄は自分のためには使えないということを骨の髄まで理解し、それを人のためにだけ、世の中に貢献するためにだけ使うと決意することです。



自分の苦しみや悲しみを握りしめている間は、星は私たちに容赦をしません。



月の意識で一生懸命生きて、どんなにこの世的果実を得ようとも、最後の最後にすべて持っていかれます。実は、その土台となる星が月です。この世に生まれた以上、最終、自分を手放すしかないーーということを教えているのが月なのです。それが、「欠損としての月の、無意識から私たちを強制してくる月の、本質的かつ最終的なお働き」なのです。



そんなに自分がかわいいか?そんなに自分を握りしめていたいか?一体、お前はひとりで生きているとでも思っているのか?何のために生まれてきた?自分とは自分でありながら、すべての同胞のために活かす存在でもあるということが、まだわからないのか?これだけ月に乗っ取られても、内側にある本当の自分(太陽)をまだ発見できないのか?・・・



月は自分のためには活かせません。でも、人のために活かすことができます。1メートルもある長いお箸のハナシーーーあれです。あれなのです。地獄ではその長い箸をみんな自分で使おうとして、目の前の食べ物を口に入れることができない。けれど、天国では長い箸を人のために使い合っているから、みんな不自由なく食べることができる。月の使い方、唯一の活かし方は、ただそれだけなのです。


77億人、すべての人が平等に「欠落・欠損」を持っています。その穴は自分では決して埋められない。でも、お互いの穴はお互いが自分をオープンにすることで、一人一人が自分の存在を人のために開くことで、埋め合わせることができます。そして、すべての人が何不自由なく生きていくことができる仕組みなのです。



ユリシスは月蠍座2室です。自分が深い理解力のある人間であるとか、自分がいっぱしの大人であるとか、もはやそういう認識さえ持っていません。2室にあるので、お金儲けや自分の持ち物としての才能云々・・・という概念さえないです。私は金銭感覚や管理能力が皆無だし、お金を稼がないと生きていけないという当たり前の意識自体が欠落しています。



ユリシスは結構素直なアホなのでw金銭等の対価や結果優先の意識で何かをやったり、自分の才能を認めてもらいたいという意識で何かを頑張るということを体験済です。月の意識で何かをやるーーそれでどうなるか?ーー全くどうにもなりませんw何の手応えもない虚しさだけが残りました。底なしの敗北感と虚無感を味わい、その結末を痛いほど知っているのです。



だから、お金を稼ごうなんて微塵も思わないですし、天に丸投げ状態です。私の星たちが私に「無一文になれ」と言うのなら、再びなってみればいいですし、「与えてあげよう」と金銭的豊かさをくださったら、それに感謝するだけです。そうやって、月の星座とサインのことはまともに相手にせず、お任せでいいのです。


そうすると、どうなるか・・・月を内包しているからこそ、太陽意識だけが浮き彫りになります。そして、欠落している事柄はどこからか十分に与えられます。だって、すべてのサインとハウスは必要であり、それは潜在的に持っているからです。自分で使えなくても、月のサインとハウスの事柄は「自分以外から」与えられ、体験して満たされるようになっています。ですから、どうか安心してください!


つまり、月星座の窓口、月のあるハウスという窓口から入らなくていいのです。そこには不安と恐怖が付き纏い、ありのままの現実を捉えることが難しくなるからです。でも、大丈夫です。窓口は他にたくさんありますから☆


太陽意識で生きていれば、月のサインとハウスのことは、結果的に満たされます。太陽で生きてさえいれば、違う角度からそれが達成されます。




そして、月の複合アスペクトも同じです。月のアスペクトは苦しいです。七転八倒します。しかし、自分を手放した時、それゆえに「人のために活かせる才能」「地獄からはいあがってきたからこその能力」がそこから開花します。それを太陽と木星に繋げ、地球のために使いましょう☆何の心配もいりません。月を直視していればいいだけ、ただそれだけのオ・ハ・ナ・シです(*^_^*)

すべての星座は必要です。みんながいてこそ成り立つこの地球。すべての人が必要なのです♡他者や世界と共鳴し合う星です~☆

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