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自分で何かをする人になりたい。新光産業(株)インターンシップ1日目の記録(前半)

このnote記事は、
沖縄の新卒採用に「働くひとって、やっぱりおもしろい!」と感じられる仕掛けをプラスしてみると、どんなことが起こるのか。
6月に起業したての私が、採用活動に試行錯誤を重ねている中小企業の担当者さん、そして学生と共につくる場と学びの記録です。

新光産業株式会社さん、夏季インターンシップ。もともと参加予定だった学生さんがそれぞれの都合で来れなくなり、参加者が一度はゼロに。
そんな時、沖縄学生のための就活情報を発信している「ゆいナビ」がインターン情報を掲載してくれたことがキッカケで、琉大の1年生2人が参加申し込みをしてくれました。
実施できることが本当に嬉しい!

これは、私が特別講師を担当した5日間のインターンシップについて。参加してくれた大学生のふたりへ向けた手紙のように、そして協力して下さった社員さんが読んでくれることをイメージして、綴ってみます。

早速、失敗を学びに変えられるチャンス到来。

1日目オリエンテーション

那覇市西町。朝8時すぎには集合予定だった学生たちの到着時刻は、8:30を過ぎていた。

今回、特別講師としてインターンシップの全体プロデュース・進行を担当する私が予定通り8:45に到着した頃、まだ焦りと緊張感が伝わる表情で立ち話をしていていた3人。

ゆいナビの稲嶺さん(こちらも学生さんだけど企業さんいる場数踏みまくっているので安定感が半端ない)が居てくれたから、少し話が弾んでいるようで良かったけれど、参加学生のふたりの頭には、「やばい」「ちこく」「どうしよう」「すみません」の文字が浮かんでいるのが見えた。

遅刻は、なぜ良くないのか?
仕事において、約束の時間を守らないことは信頼に関わる。時間がどう、とかではなく、約束を守る人かどうか、決めたことを実行するための事前準備ができる人か?が試されていると私は思っている。

ふたりは今回、中部地区からの参加。
もしかしたら、渋滞ラッシュの那覇市8時代、8:30〜9:00出社の車が我先に!と譲る余裕もない世界を知らなかったのかもしれない。
知れば余裕を持って出る、朝ごはん買う寄り道のタイミングなど対策ができるから、明日は予定通りの時間にたどり着くことを願っているよ。

わたしが思う「遅刻」の悪影響はもう一つ。
相手との約束を守れなかったことで、自分の状態を壊してしまうこと。
ごめんなさい…と申し訳なさから入ってしまうと、遅刻とは関係なく、対話や意見交換で言いたいことがあっても、言いにくくなってしまう。
主張したいことがあっても、一日中「申し訳ない」という感覚に支配されて、通常のコミュニケーションが取りづらくなる。そうすると、その人の魅力的なところも見えづらくなる。

じぶんの「こころとからだの状態を整えること」を大切にするために、どう準備できるのかが大切なんだよな。と改めて考える機会でした。(明日は余裕持って到着しますように!)

まずは、自己紹介じゃない。「おもしろい!」と素直に楽しめる自己開示から

am9:00インターンシップ1日目がスタート!
新光産業(株)で人事・採用担当の渡久山さん(愛称:とくちゃん)が5日間の流れを説明してくれた後、さっそく自己紹介!ではなく…「第一印象まつり」を実施。

自分以外の人のイメージを、お題に合わせて答える!
第一印象が集まってきた背中 (渡久山さん)
集まった印象を見ながら、お互いのことを話します

自己紹介って、とても高度なプレゼンです。
初めて会った人に興味を持ってもらえるように、特徴を押さえて、短く印象に残ることを伝えなければいけません。

初めての緊張に飲まれず、名前と顔を覚えること、興味を持ってもらうことができればいい。
「第一印象まつり」を通して、楽しみながら、他者視点の自分を知れる!
ドキドキしながら初対面を楽しめる!
自分だけで自己分析する時とは違って、他者と共に学べる時間だからこその、「わたし」の姿を客観視する時間。

みんなの表情がどんどん柔らかくなり、自然と自己開示ができていました。
「自分は、将来どこかで勤めるよりも自分でなにかをする人(フリーランスや起業家)になりたい」そんな素敵な目標も聞こえていたなぁ。

自己理解と関係性づくりの対話

次の「こころの窓を開く7つの質問」は、質問ごとにペアで対話するワーク。

質問
・今まで生きてきた中で、後悔したことはあったか?その理由はなぜか?
・明日になったら消えてしまう86,400円をどう使う?
・相手とより深い関係性になるとして、伝えておくべき重要なことは? など

企業の人、学生、ではなく
目の前のひとを理解する時間
間があることもあれば、
話が盛り上がり過ぎることも
伝えたい、という熱が高まり
言葉以外の表現も大きくなってました


「入ってみたらブラックだった…」バイト経験から学んだ話や、失敗はたくさんしたけど後悔していない!という価値観について。

目先の楽しみや物欲を満たす気持ちよりも、長期で使えるものや自己投資にお金を使う傾向があることに気づいたり。体験に価値を見出していることに気づいたり。

「実はハッキリものごとを伝える性格なので、なんでも同調する人と一緒にいるのはキツイ…ちゃんと感じたことを素直に伝えてほしい。」
など、自分にとってどんな人と関わるのが心地よいかの話も出ていました。

お互いの価値観や、生きてきた背景に触れることで、表面では分からない一面を知る時間になっていました。

自分に興味を持ってもらえる時間。
相手に関心を向けて、問うてみる経験。

とても大切なことだけれど、日常じゃあまり時間を取ってお互いについて話すことは無かったりします。
この5日間で、対話を重ねまくるふたりがどんな風に変化、成長するのか楽しみです。

サポートしていただくと、やる気が爆発します!(笑)甘いものを食べながら、言語化頑張りますので、応援してもらえると大喜びです✌︎('ω'✌︎ )