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7RULES(セブンルール)〜2.誰よりも早くその場に居る〜

小学生〜大学生、大学講師の方などを対象に学びの場づくりを行なっているわたし自身の、大切にしているルール。

今までルールとして意識せずにやってきたけれど、場への在り方をアップデートし続けながら、それでも残っている大事なことをここで敢えて言語化してみようと思います。

(やってみよう!となったキッカケはこちらに)
https://note.com/yuririn_okinawa/n/n3eb5dd8ce4c4


RULE2.誰よりも早くその場に居る

7RULESの2つ目は、場に居るタイミングの話。
自主開催の場も、依頼があっての場も、できれば参加者が会場へ入る前に一番乗りしたい。
下見すりゃ良いじゃん、って思うかもしれないけれど、当日の現場だからこそ活きるルールなんです。


◆ホームか?アウェイか?

わたしは幼少期の頃から、人前に出ることが好きです。ありがたいことに、前に出て頑張っている姿を見せれば、褒めてもらえる環境がありました。(家族や幼稚園の先生に感謝!)
この環境はわたしにとって、心理的安全性の高いホームな環境だったなぁと振り返って思います。

お仕事として大勢の前で話す機会を頂くことが増えて来た時に、「あれっ、今日の場はあまり調子が出なかったなぁ。言葉が独り歩きして、最後まで緊張にのまれてた…」と感じることがありました。

楽しくノリノリな時と、本調子に持っていけない時は何が異なるんだろうか…と考えてみて気づいたことは、その場をホームだと感じるかアウェイだと感じるかの違いだということ。

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◆ホームだと感じられる環境づくり

わたしがホームだと感じる時の条件とは何か。その答えは案外シンプルで、簡単にできちゃうことでした。大切なのは以下の3つ。

⑴会場となる部屋にあいさつする
自分が出したい声量で声を出せると、話す前のウォーミングアップになって心が落ち着きます。数十分〜数時間お世話になる会場にあいさつすることで、自分の声を受け取ってもらえる感覚になり安心できます。「おはよーございます!」「よろしくお願いします!」と簡単にひとこと言うだけですが、この場に受け入れられている安心感が凄いです。

⑵会場内をぐるぐる歩き回る
参加者の立場になって考えた時、講師との物理的距離感や届く声のボリューム、スライドの大きさ(見やすさ)はとても重要だと感じます。
「わたしが参加者だったら、この辺りに座るなぁ」「この広さなら、イスと机は取っ払おう!」など、参加者視点に立ちながらその場での気づきを得るため、会場内をぐるぐる歩き回る。
実際には、その部屋のことを知り、良いイメージを持つ(妄想する)ことがホーム感に繋がっているのかもしれません。


⑶参加者と仲間になる(※1名でok)
誰よりも早く会場の部屋に居ると、後から入ってくる参加者を観察することができます。
どの位置に座るかで(私やその日扱うテーマに関する)興味や積極性が何となく掴めたり、参加者同士の雰囲気を見て、この場への緊張度を感じ取ったり。
少しでも参加者から感じ取れることがあると、話しかけに行って雑談をします。
これが最も重要なホーム感づくりの要です!!

参加者の立場からすると、先に講師(場づくり人)と仲良く話すことで緊張がほぐれ、「この場に居ても大丈夫そうだ」と少しホッとする機会になります。
そして、わたしからすると「ちゃんと話を聞いてくれる人がいる!」と仲間がいる安心感が持て、堂々と振る舞うことができます。

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◆困った時のサクラを!

どんなに準備を念入りにしても、参加者と共につくる場では、不確定要素がたくさんあります。(詳細はRULE5で書きます)
だからこそ、「やばい…誰かこのパス受け取ってー!HELP ME!」というシチュエーションで助けてくれる仲間が必要です。

誰よりも早くその場に居ることで、参加者と雑談できる時間をつくる。お互いのことを少しでも知って仲良くなると、素直にこう伝えます。
「レスポンス返ってこないピンチの時は、ぜひあなたに振るので助けてもらえると助かります!!」と。

好意的な返事が返ってくることが多いのですが、自分が発言することに抵抗がある方の場合は、積極性の高い方を紹介してもらう。
これだけで私の心理的安全性が上昇し、少し新しいチャレンジを増やしたり、参加者との協働を増やすことができます。


誰よりも早くその場に居ることで、その場の誰よりも安心してチャレンジできる環境をつくる。




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