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私のメンタルを育てた社会人1〜3年目の心得@大学病院

メンタル強いと言われる私ですが、打たれ強いと言うよりは切り替え上手。嫌なことあっても「ま、これができたからいっか!」とポジティブに変換したり、自己都合で傷つけてくる人とかは、ハイハイさよなら〜ってすぐに線引きします。これも、いろんな出来事で鍛えられたものでしょう笑

大学病院だからと特別考えたことはなく、ただただ社会人1〜3年目の時に肝に銘じていたことをお伝えします

何よりも「修行だと思え」に尽きます笑

何があっても、これは修行だ、絶対に自分の糧になる、と様々な感情を咀嚼し、その積み重ねで今の自分がいると思います

1. 凹むのは1日だけ

指摘されたことを次に活かすには凹まないといけない。なんでダメだった?どうしたらよかった?を考えなければ改善しない

でも凹むのは今日だけでいい。次の日の患者さんには同じことを繰り返さない。反省を活かして、積み重ねるのみ。自分は若手。できなくて当たり前さ!と言う楽観視も時には必要

2. 先輩より勝るところを見つける

大学卒業の時、ある教授は言った

「とにかく一生懸命やりなさい。1年目から一生懸命さを奪ったら何もないぞ」

他にもこんなことを言われたこともある

「理学療法士1年目でも、10年目でも、患者さんが払う値段は同じ」

自分は元気が取り柄なので、とにかく明るい挨拶と笑顔を心がけた。自分の目標を「辛いと思われがちなリハビリでも、この先生だからリハビリ楽しみ、頑張りたい、と思ってもらえる理学療法士になる」とした。本来は技術があるから「この先生を指名したい!」と思われるのがベストだが、若手にはきつい。先輩より劣って当たり前

と言うわけで、勝てるのは、患者さんの最強の応援団長であることを示すと言う元気さしかなかった笑

それでも「先生が担当でよかった」とか人生の大先輩であるはずの高齢の方々に「先生のおかげだよ、ありがとう」と言われたときは本当に本当に嬉しかったし、ちゃんと理学療法士できてる!!と思えた

3. 自分を見失わない

新卒1年目が私だけであったことと、指導者とか教育プログラムのようなものは当時なかったので、諸先輩方(15人くらいいたのかな?)からそれぞれ意見をいただくことが多かった

先輩方は「私が正解だ」と言うように伝えてくる(そう聞こえる)。その度に私はそれぞれの意見を鵜呑みにしていた

しかし、「あれ?あの先輩はこう言ってたのに、この先輩は真逆!?え!?」と言うことが多々ありブレブレになっていたので、自分が信じたものを信じて、あとは参考程度に聞いて、自分で考えて答えを出そうと誓った

4. 究極のイエスマンになる

前回のnoteにもあるように、私は全ての仕事と誘いにノルことでステップアップしてきた

与えられた仕事は全部締め切りまでにやる、誘われたものは全部行く、ダブルブッキングしてもなんとか行く、そうするとまた誘われる、また仕事もらえる、できること増える。どんどんチャンスや人脈が増えて楽しかった

5. 嫌なこと言ってくる先輩は流す

多少、違うやろ!なんでそんなこと言うんだよ!と思っても「そうなんですね^^」とかで終わらす。じゃないと時間もったいない笑

でも下手に肯定すると同意したことになるし、否定したら話長くなるから「(あなたは)そうなんですね^^(私は違うけど)」と言う気持ちでいる

自分に何か不利益が被りそうだったら反論すべきだけど、他の先輩に加勢してもらうなど根回しも必要

6. 治療を「最大限」諦めない

「手術がうまくいかなかったことを患者のせいにするな。何があっても医者のせいだ」と言う医者がいた

例えば手術中に骨折したとしても、患者さんの骨がもろいから仕方ないよね、じゃなくて、そこからピンで固定したりして最大限成功に近づける

リハビリだったら、患者さんが自主トレしないから、言うこと聞かないから、手術前から状態悪いから、うつ病だから、と言い訳しない。どうしたら自主トレしてくれるかな?どこまで改善できるかな?て最後まで諦めない

ただ、全部自分のせいにすると苦しい。確かに不安が強い人は痛みも強いし、手術前に筋力弱い人は手術後も回復が遅いと言う事実もある。でも、それを理由に手を緩めたり、思考を止めることはしない。「最大限」可能性を引き出すのが理学療法士の役目だから

ちなみに自分は「やらないと効果があることもわからないよ。時間は他の人よりかかるかもしれないけど、少しずつ良くなるから。やめたらそれ以上良くならないから。諦めないで」と言うことを患者さんに伝えるようにしている

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