【旅行】2023年11月 神奈川県旅行記 3日目 Part.2【国内】
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【旅行】2023年11月 神奈川県旅行記 3日目 Part.1【国内】
江島神社の辺津宮を出てすぐそこにある中津宮広場。
そこは数々の花壇などが設けられている広場なのですが、今回は花のオフシーズンだった為、次は夏にまた来てみたいなと思いました♪
また、ここのテラスからは逗子方面を眺める事ができ、そこも憩いの場となっております。
江島神社の中津宮は色鮮やかな赤い社殿が特徴で、祭神は江ノ島三大女神の三女にあたる市寸島比賣命(いちきしまのみこと)です。
853年に慈覚大師が創建し、1689年に五代将軍こと徳川綱吉によって、本殿・幣殿・拝殿からなる権現造りの社殿が再建されました。
ちなみに現在の社殿は、1996年の全面改修によるもので、2011年には幣殿と拝殿の床板を張り替えた上で、御札授与所も再建され、社殿脇には水琴窟を構えた庭園が開園しました。
中津宮の敷地内には、江ノ島歌舞伎の手形碑が置かれていました。
それぞれ、尾上菊五郎(7代目)さんと、その息子さんでもある、尾上菊之助(5代目)さんの手形です。
菊之助さんと言えば、カムカムエヴリバディや下町ロケットなどに出演していた事で有名ですよね(ちなみに姉は、女優の寺島しのぶさん)。
ひたすら続く、坂道や階段を登った末に、島の頂上にあるサムエル・コッキング苑の入り口に到着。
江ノ島と言えば、島の頂上まで続くエスカレーターが有名ですが、今回は島の景色をじっくり楽しみたかったので、自力で登る方を選びました。
何より、自力で登り切った時の達成感は、実に気持ちの良い物でした。
サムエル・コッキング苑は、明治時代の1880年に、イギリス人貿易商のサムエル・コッキングが、この土地を購入し、翌々年に植物園として開園したのが始まりです。
その後は市立の植物園となり、1951年には日本初の民間灯台でもあった江の島灯台が設置。
そんな江の島灯台は後に解体され、2002年に江ノ島電鉄が同社開業100周年記念事業として、二代目の灯台である現在の江の島シーキャンドルを建設しました。
様々な植物が生い茂るサムエル・コッキング苑の中をひたすら進んで、江ノ島シーキャンドルへ。
江ノ島のみならず、藤沢市のランドマークでもあるこの灯台は、藤沢市で最も人気のある観光スポットでもあります。
それに、建物自体の高さは60mですが、平均水面上から灯火までの高さは107mもあります。
エレベーターで展望台に到着して間もなく、屋外の展望スペースへ。
外へ出ると、まず出迎えてくれたのは、強風でした。。。
ここ江ノ島シーキャンドルは、藤沢市の街並みと太平洋と江ノ島全体を見渡せる絶景スポットでもあり、江ノ島観光には絶対欠かせない場所と言っても良いでしょう。
藤沢市側より。
次はここから、海水浴で賑わう夏の景色も見てみたい物ですね。
そう言えば、展望台のすぐ下を見下ろすと、そこには鳶が二羽飛んでいました。
タワーを観光した後、サムエル・コッキング苑にある騁碧亭へ。
ここは、中国伝統建築様式の四阿で、実際に中国人の職人が建てた物です。
金色の屋根の色鮮やかな四阿の周囲は、中国の雰囲気を醸し出しており、孔雀のブロンズ像までもがあります。
さて、昼食は御食事処「海花亭」にて、かきあげしらす丼を食べました。
このお店は、昔ながらの雰囲気が良い感じの老舗店で、今でも行列ができる程の人気店として知られております(今回は数十分待ちました…)。
かきあげしらす丼は、サクサクの衣に包まれた香ばしい揚げしらすがたまらない一品で、生しらすとは一味違った美味しさがたまりませんでした。
昼食後、島の裏側へ向かってひたすら歩きました。
そうしている中で、江ノ島の広さを実感しつつあった私でしたが、そうしている間にも、行き交う様々な観光客や、賑わう島の日常光景をじっくりと眺められて、これもまた悪くはなかったです。
江ノ島屈指のパワースポットとしても有名な、江島神社の奥津宮にある龍宮大神。
ここ江ノ島は、古来より龍神信仰と弁財天信仰とが習合した島として知られていますが、この龍宮大神は1993年に岩屋の洞窟の真上に鎮座する形で建てられました。
ちなみにこの岩屋の洞窟は、江島神社発祥の地でもあります。龍という事もあって、古き良きRPGゲームのような雰囲気に浸かってしまった私でした。。。
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