途中で読みたくなくなる文章。
だれもがうっかり身につけてしまっている書き方の癖。客観的なフィードバックを受けない以上、気づきにくいものですが、なかなかそのような機会に恵まれないのも現実です。
文章の添削・フィードバックを、気づけばこの1ヶ月と少しで50本以上はしてきたので、その中で見つけた、多くの人が陥りがちな「癖」をシリーズでお届けしていこうと思います。
今日は、途中で読みたくなくなる文章について。その正体は「1文が長すぎる」ということです。
本日は、「1文が長過ぎる」問題。
悪い例:
「わたしはお寿司が好きで今日は友だちのおすすめのお寿司屋さんに行く予定をしていたのですが、どうやら友だちが熱を出して家から出られないらしく、今日のお寿司はお預けになりそうです。」
…どう見ても、長いし、読みにくいですよね。こうやって人の文章を読んでみると「おかしい」と感じることができるのに、自分の文章だと気づかずに、つい同じミスをしてしまっている人も多いんです。
これだけ1文が長いと、「何を伝えたいのか」が分からなくなります。そして、どれだけいいことが書いてあったとしても、途中で読むのが嫌になって離脱されてしまいます。
読みやすい文章は、長くても1文40文字程度と言われています。一文を短くすることで、「何を伝えたいのか」が引き立ちますし、文章のテンポも良くなり、伝わりやすくなります。
読みやすい文章の例:
わたしはお寿司が大好きです。今日は友だちのおすすめのお寿司屋さんに行く予定をしていました。しかし、どうやら友達が熱を出して家から出られないらしいのです。そのため、今日のお寿司はお預けになりそうです。」
ちいさな心がけひとつでぐっと読みやすくなります。さっそく、noteやブログ、ツイートで実践をしてみてください。
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