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MOTHER'S MONTH

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母の日を「母の月」にしようという動きがある。

コロナ禍において、運送が母の日の一日に集中してしまうことを避ける狙いがあるという。

営業自粛を続けている花屋も多く、いざ買おうとしても花屋がやっていなかった人も多かっただろう。


私は花の仕事に関わっているため、ここ15年ほどはその忙しさを目の当たりにしてきた。ゴールデンウィーク頃から配送用のアレンジを作ったり、備品を整えたりして、体調も準備も万全に当日を迎える。

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水やりが欠かせないが、毎年腰が死ぬ


母の日当日は花屋に大行列ができ整理券まで配られる店舗もある。たくさんの人がお母さんへのお花を待っている。

予約分を取りに来られるお客様もいるが、7割くらいは当日受注して作成をする。そのほとんどが大切な想いを乗せたプレゼント用となる訳で、気を抜くことはできない。

花屋で働く人たちは、この日ばかりは始発から終電まで働き続ける人も多くいると思う。

それほど一日に全てが集中してしまう。


母の日を母の月とすることは運送業への配慮が前提ではあるが、花屋にとっても余裕ができもっと良いクオリティのものを届けることができ、お客様も待たずに購入することができ、贈られたお母さんにとってもばらばらにお花が届くことで長く楽しむことができるという利点がある。

これからMOTHER'S MONTHが周知され定着することを願う。

そして、これを機に、カーネーション以外のお花も是非選んでみて欲しいと思う。その人のイメージにあったお花をじっくり考えてオーダーして心からお花を楽しんで欲しいと願っている。

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春はお花の一番いい季節、思い思いに楽しんで欲しい。


最後に、今日プレゼント出来なかったとしても、まだまだ間に合うということを伝えたい。明日は私のお勧めの花屋をまとめる。


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