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植物の色を楽しむ

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植物の色を暮らしにとりいれ、美しく楽しむ --- ハーブティー、浸出油、ティンクチャー、染織、顔料作り(フィトピグメント) etc. ---
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#自由研究

タマゴを草木染め 2023

タマゴを草木染め 2023

毎年、2月頃になると、インスタグラムなどにはイースターエッグの作品が多く流れてきます。多くは海外のクラフト作家さんですし、私個人としてはその背景方面への造詣は深くないのですが、カラフルに彩色されたそれらを眺めていると、自分も草木染めで参戦したくなってしまうのです。

用意するものたまご(殻だけ、またはゆでたまご)

過去2回くらい記事にしたときにはゆでたまごを染めていました。
それだと最終的に食べ

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ゆでたまごをピンクに染めてみたい!

たまごの殻のハーブ染め、ピンクに挑戦です。
ピンクの素の素材はアボカドの種です。

ゆでたまご 2個分

アボカドの種1個、
重曹 ひとつまみ
水 300ml

アボカドの種は適当にザクザク切る。
重曹と水と種を小鍋に入れて火にかけ、一度煮たったらごく弱火にして、水が減ったら足しながら、十分赤みが出るまで30分ほど煮る。

冷ました煮汁にゆでたまごを浸し、一晩〜一日置く。

他の野菜やハーブで様々
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青のフィトピグメント(植物顔料)

青のフィトピグメント(植物顔料)

植物の色素を取り出して顔料化したもの、植物顔料を作っています。手作り石けんの着色に使えないかと取り組んだのがはじまりで、講座をさせていただいていた時にフィトピグメントと名付けて商標を登録しました。

私が発明した物ではなく、染色の現場では廃液処理だったり、紅型染めや木版プリントの色材作りに使われている手法で、フィトピグメント講座ではキッチンで少量を作りやすいように工夫した方法をご紹介していました。

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