ララ

『良き思い出を持つ女性(ひと)は天女である』泣いて笑って、人生の名女優でありたい。 こ…

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『良き思い出を持つ女性(ひと)は天女である』泣いて笑って、人生の名女優でありたい。 この言葉が好きです。優しい人たちに恵まれた人生。泣き虫60歳がようやく自立できたかな・・・ 心に響く、心に感じる、心に残る日々を書き綴ります。

最近の記事

クリスマスケーキ、幸せのかたち

    • 寂しくて嬉しいもの

      おばちゃん〜セントポーリアの花が咲いたよ。 3月に亡くなった、叔母の家から瀕死の状態で持って帰ってきた。 同じ時、息子がベッドサイドで見つけて持って帰ってきた写真立てと。 今から20年ほど前かな。みんな70歳〜80歳くらいかな。。 叔母は私の母の妹。関東から長女が遊びに来たときに、三姉妹と私の父と撮った写真。 隣の写真は、私の母。 自分の家族がいても、ずっと姉達のそばにいたかったのかな。ずっと妹でいたかったのかな。 写真っていいな。 寂しさも、楽しさも、 ぜんぶ

      • 強くなければ生きられない

        「さみしいなんて言って 俺は泣かなくなった 強くなければ生きられない」 NHKドキュメンタリーより。 『北の果て一人生きる 浜下福蔵92歳』 92歳、極寒の海の漁師 どれほど強く生き抜いてきただろう 雪に閉ざされ、轟轟と唸る海を見つめ 自分を信じて 明けても昏れても、奥さんと船を出した 大漁、輝き、花、命、笑顔 海の厳しさを知り尽くして書く文字は とてつもなく力強くあたたかい そして、それでもなお、命に立ち向かう言葉に涙が止まらなかった

        • キントンウン発見

          孫悟空アラワル!! かと思ったわ。 自然って不思議 一瞬であって永遠 そんな言葉が浮かんだね。

        クリスマスケーキ、幸せのかたち

          空に綿花畑

          今朝の空はポンポン綿の花みたいな曇が並んでて それだけで、優しい気持ちになれる。 近所の安西さんが、たくさん綿花を育ててた。枯れたような茎から、真っ白い綿花がポンッと弾き咲く。 その姿がとても可愛くて不思議でね。そして、中央アジアを懐かしく思いだしてた。 優しい気持ちになった今日は、とても良い日だ。

          空に綿花畑

          幼い自分たち

          小学校時代の友人と3人で食事。 50年以上経ったんだ。 帰り道は月とともに。 なんて、幸せな時間なんだろう 幼い自分たち 未完成で 危なっかしくて儚くて キラキラしてた自分たち そんな日々を共有してきた私たちは 過去もまた未来もきっと共に生きれるね そこに時間は存在しない

          幼い自分たち

          心ではなく知恵

          京都で創業300余年  老舗「俵屋旅館」さんの ”おもてなし”とは。 先日テレビで見て、なるほど!と痛く感心したこと。 ホスピタリティでもなく、歓迎でもない、日本独特の‘’おもてなし" 女将さん曰く 「お客様に風を感じて頂くこと。」 なるほど、言葉に表すのは難しいですが、一瞬心を吹き抜ける涼やかな風。静寂を運ぶ風。 それは、佇まいにも装飾にも照明にも、お食事の器にも、もちろんお料理にも。全てにおいて風を感じてもらうこと。素敵な言葉ですよね。 また、「サービスは心だ

          心ではなく知恵

          梅田タイムスリップ

          久しぶりにこの場所へ。ここはタイムスリップの場所。 正面はJR大阪駅。文字が見えるでしょ。後ろに大阪駅前ビル、左にはヒルトンホテル、マルビル。 この50年、どんどん変わっていって ここもオシャレなビルだけど、なぜか静かでひっそりしてる・・・ 私は違和感に包まれて、不思議な気持ち。いつの間にこんな所に連れてこられたんだろう?って・・・いつもこんなふうに感じる。 2枚目は、昭和48〜49年頃のこの場所。右奥に阪急デパートが見えるね。 戦後の闇市がそのまま残ってた。

          梅田タイムスリップ

          ひとりベランダで、中秋の名月を見上げる。 遠くに高層ビルのあかりが見え、車の走る音がかすかに聞こえる。 星がひとつ見えるな。 こんな、ただのひと時を私はずっと覚えているのだろうか。 とても穏やかな気持ちだったということをずっとずっと覚えていたい。

          ひとりベランダで、中秋の名月を見上げる。 遠くに高層ビルのあかりが見え、車の走る音がかすかに聞こえる。 星がひとつ見えるな。 こんな、ただのひと時を私はずっと覚えているのだろうか。 とても穏やかな気持ちだったということをずっとずっと覚えていたい。

          勝つこと負けること

          通勤途中の公園に保育所のチビッコ達。運動会の練習かな。 ゴールテープに向かって、一生懸命走りましょう! でも、ぜんぜん分かってない様子。 走れ走れ!!たくさん競争すればいい。勝つ子もいれば、負ける子もいる。それをたくさん知ればいい。 そして、勝っても負けても、思いっきり泣ける人になってほしい。

          勝つこと負けること

          8月のこと

          小さい頃から8月が好きだった。 私の誕生日、お父さんの誕生日 お父さんが、77年前に命拾いをした月 77年前(終戦の年)、お父さんは大阪にいた。 6月の大阪大空襲を大阪岸和田から尼崎までの帰路で遭遇し 大和川の河原にへばりついて、生き延びた。 たくさんの思い出や大切なものが リュックと共に焼けた そして、8月2日誕生日に数えで20歳になるお父さんに ついに召集令状が来た。終戦のほんの2カ月ほど前のこと 兵隊になる=死ぬ お父さんは、その時北海道小樽にいた母親に、最後

          8月のこと

          手にしたもの、できなかったもの

          20代にフラメンコを始めた時、彼女は少し早くその教室にいた。 小柄でバネの強い体。でも何より、強い表情をしていた。 人生=フラメンコの時代だったなぁ~明けても暮れても踊ってた。 そして、彼女は単身スペインにまで行っちゃった。30年たったよね。でも今から思えばアッと言う間。 羨ましいといえば、そうなのかもしれない。なぜ、私にはできなかったのか、もちろん理由がある。 手にしたもの出来なかったもの、、それはいろいろある。今、自分が持っているものが実は最高のものなんだろう。

          手にしたもの、できなかったもの

          曹操の願い

          三国志に登場する、曹操の歌です。 「千里を駆ける駿馬は、たとえ老いて馬屋にあっても、志は千里を駆け巡っている。 男児たるもの、年老いたからといって、熱い気持ちを止められるものではないのだ。」 生きる力強さを感じます。 非道のイメージが強い曹操ですが、この詩は、貪欲というよりも、純粋な本心の吐露のよう。 闘病中の大先輩へ贈った詩ですが、生意気だったかな・・・ ******* その後に続くのは、 寿命を決めるのは天のみではない。 自ら幸福であろうとする心がけである

          曹操の願い

          親子と他人の狭間

          久しぶりの夕焼け。 左に赤ちゃん三日月🌙 10日振りにコロナから復活!!恐るべしコロナ💦ヘロヘロのボロボロでした。。 今日から、私の誕生月です〜気分一新でいこうー😊 ◇◇◇◇◇◇◇◇ コロナになったのと同じ時に、本当に打ちのめされた。 夢に見るほど、腹が立って、目の前にいたら殴っていたかも。 25年振りに、電話で話した離婚相手。離婚して本当に良かったと、改めて思った。 そしてこの先も、絶対に赤の他人を貫き通す!そう、強く誓った。 でも、、私がコテンパンにやり込

          親子と他人の狭間

          天涯孤独

          暑い夏の日。もう40年近く前。ひとりで、この一番下の階段に座っていた。 まだ、熱中症なんて言葉はなかったけど、きっと熱中症だったと思う。高熱にうなされ、もう歩けない。 口に入りきれないほど大きくて黒い丸薬を飲まされ、息も絶え絶え・・・お客さん達は現地スタッフに任せるしかない。 中国北京・紫禁城の中、人は少ない。石の感覚は硬い。言葉は分からない。話す気力もない。 天涯孤独・・・って、こんな気分なのかなって思ってた。きっと、この上に座っていた皇帝も天涯孤独だったんじゃない

          天涯孤独

          海のような人になる

          ようやく読みました。話題になってましたけど、心が悲しくなるような内容は嫌だなと思って、なかなか手がでませんでした。 絶対に読んで!って、知人がわざわざ送ってくれたので💦読まないわけにいかず。。 結果、泣きながら一気に読みました。 ーーーーーーー 事実は小説よりも奇なり。とは、よく言ったもので、私はまた1人の男の子を思いました。 ブラジル人のギーくん。中学から体格はずば抜けて大きく強く、目立っていたのでね、目をつけられていた。 ケンカばかりして、有名だったみたい。高校

          海のような人になる