16,高熱の妊婦を引きずり回す夫、それでも医者?

2人目がお腹にいた時の事。1人目の子供の育児と家事もしながらお腹は臨月手前の時期だった。インフルエンザの流行時期、38度超えで咳をするだけでも胃液が上がってくるようなしんどさがあり、数回吐いたりもしてた。あまりに辛くて夕飯時だったけどリビングで寝込んでいた。そんな時、家にいた夫は自室から出てきて、まず発した言葉は「ご飯作れよ!!」だった。「ごめん。38度あって咳するだけでも胃液上がるくらいしんどくて、冷蔵庫のものでなんとかならないかなぁ…。もう少し休ませてほしい。」と頼んだ。すると、寝ていた私の腕を引っ張り上げて「立て!ご飯作れ!」とキッチンの方に引きずりながら引っ張って行った。妊婦でお腹も重く、立ち上がるにもゆっくりじゃないと立てない体型の時だったので、立つゆうよも与えずに強引にそんな言葉と強要をされたことがショックで泣きながら引きずられた記憶がある。そして、上の子もいるし、これ以上揉めたら見てる子供が可哀想と頭によぎり、泣きながら高熱の中キッチンに立ち、ご飯を作った事があった。夫は,出来合のお惣菜が嫌いで、買ってきたスーパーのお惣菜だと絶対に口にしない。さらに「なぜそんなもの買ってきたんだ!俺は食わない!」と怒り、絶対家で作った手料理じゃ無いとダメだとかいう変なこだわりがある。これも、生い立ちの影響で、幼い頃親の家庭的な料理を食べてこなかったから家庭的な料理を絶対に欲しているのだと言っていた。しかし、妊婦で高熱の人を引きずってまで作らせる神経は理解できない。あの時は流石に恨みのような感情がわいた。私だけじゃなくお腹の中の子供まで虐めてる事が憎かった。それでも、夫は人間?それでも医者?それでも子供の父親?軽蔑した。

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