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「弾けるようになった自分」を想像することはいつでも楽しいのです。

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ。
クラシックの土台を築いた作曲家・音楽家です。

バッハはよく練習曲で弾いていましたが、
来年の発表会は久々にバッハを演奏することになりそうです。

演目は「イタリア協奏曲」。1735年に作曲されました。この曲はバッハが存命だった時も人気であり、ヨハン・アドルフ・シャイぺも「単一の楽器で演奏する協奏曲の最大、最高の曲である」と賛辞を送ったほどです。

さて、この曲。
特にやる予定はなかったのですがピアノの先生にオススメされて楽譜を買いました。パッと聴いてみてもそこまで難しくなさそうー今年はドビュッシーの「雨の庭」という大曲を弾き切った分、少し呆気に取られてしまいました(笑)。

ですが、イタリア協奏曲。
聴けば聴くほど味わい深い。バッハは右手と左手のテーマを弾き合う技法が多く、この掛け合いが好きです。

第3楽章の始まり、「ファッファッーソラシドレミファソラシ」が好きで何回も聴いてしまいます。

この曲をピアノでなくチェロで弾いてみたらとても味わい深そうです。

そんな感じで、楽譜を買ってから完奏するまで、弾けるようになった姿を想像することが昔からの癖です。

そうそう、最近もピアノではありませんが実生活で環境が変わる出来事があり、環境が変化した後の自分の姿を想像することも良くしてしまいます。楽しいんですよね、未来に想いを馳せることって。

1ヶ月後私どうなってるんだろう…!とか、この生活を手に入れたら将来こうなれる…!とか。とてもワクワクします。

今日の朝は5分くらい練習しました。
常に頭の中は色々と考えてしまう性格で(基本マイナス思考)、だからこそこういうピアノを練習する時間は自分にとって大事な時間です。この瞬間だけ忘れることができるから。

バッハを弾いたのも小学生ぶりで、この曲を練習すると必死に家で練習していた日々を思い出します。インベンションも練習していたなぁ。

これから、仕事関係はずっと気になっていた音声業界へ行くことになりますが、どこでもピアノは仕事にせず、ずっと私を陰で支えてくれる存在です。何か一つでも自分を支えてくれるモノがあるのはありがたいですね。

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