見出し画像

コーヒー焙煎と協力隊カフェの話

コーヒー豆の焙煎を実は5年以上やっている。

飲食の仕事をしていたわけでもないのに、なんでそんなことを始めようと思ったのか。当時関東から関西に引っ越してきたタイミングで、身の回りのあらゆるものを自分で作りたいと思っていた。

それまで特にコーヒーにこだわりはなかったが、そういえば一度、知人が豆から淹れてくれたコーヒーにやたら感動したことはあった。そのころはコーヒーの解像度がまだ低かったので、品種も産地も焙煎度も精製方法もまったく覚えておらず、ただひたすらに「美味しかった」という記憶しかない。その味を、というかその感動を再現したいと思ったのかも知れない。自分にとってはゲイシャでもコピ・ルアクでもなく、あの時飲んだコーヒーこそが幻のコーヒーだった。

コーヒーに関する知識は特になかったが、コーヒー生豆の銘柄をブラジルサントスNo.2 #18などの一般的なものから買い始めた。気がついたら一時期は、50種類を超える銘柄の生豆が家にあった。今となってはすべて消費したが、熱病はそれに襲われるものに過剰在庫を抱えさせがちだ。

焙煎しはじめた当初から煎り網を使っている。これでムラなく焙煎するのは、深煎りならまだしも、浅煎りや中煎りでは至難の業だ。道具をステップアップしたいと何度も考えたが、そもそも自分は家で中深煎り以上しか飲まない。それに、熱で変色した網に徐々に愛着が湧いていった。結局、今も5年前と変わらず原始的な方法で、コーヒーが飲みたくなったら火を前にして網を振っている。

(協力隊 遠藤)

というわけで、コーヒーを↓のイベントで出します。

【協力隊カフェのお知らせ】

協力隊カフェ OPEN!!
次回日にち:2月21日(水) 14:00~16:00
場所:総合相談センターどれみ内(鳥取県東伯郡湯梨浜町旭400-6)

地域おこし協力隊と話をしたり、来場者さん同士で話をしたり。
お茶やお菓子もあります。入場無料です。定期開催予定。
タイミングが合えば今後も自家焙煎のコーヒーをお出しします!

湯梨浜町内の方だけでなく、町外の方、他地域の協力隊さんなど、どなたもご自由にお越しください!