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アメリカ ロシア軍「深刻な人手不足」に直面

既にウクライナの捕虜として、または戦場での戦死者として身元確認されたロシア軍兵士の中に囚人兵が見つかっていると言う現状を踏まえ、ワシントンAPが、8/31/22に伝えた記事の翻訳です。
(写真:2022年4月3日、ウクライナのキーウ郊外にあるブチャで、破壊されたロシアの戦車の中を歩く兵士達-AP)

ロシアが6ヶ月に及ぶウクライナとの戦争で「深刻な人手不足」に苦しんでおり、前線に送る新しい軍隊を見つけるのに必死な努力をしていることが、水曜日に開示されたアメリカの新しい情報機関の発見により明らかになった。

AP通信の取材に応じたアメリカ政府関係者によると、ロシアは、戦争で負傷した兵士を戦闘に復帰させたり、民間の警備会社から人材を募集したり、刑務所から人材を募集したりして、兵士不足に対処しようとしていると言う。

同高官は、ロシア国防省が間もなく実施するとみられる一歩として、"恩赦や金銭的補償と引き換えに " 有罪判決を受けた犯罪者を入隊させることを情報機関が判断した、と付け加えた。

米国政府は、先週プーチン大統領がロシア軍に13万7000人の増員を命じ、合計115万人の兵力を確保したことを受けて、この上記新情報を強調した。

1月1日に施行されるプーチンの法令では、徴兵制を強化するのか、志願兵を増やすのか、あるいはその両方を併用するのかが明示されていない。しかし、ロシア軍のアナリストの中には、軍隊は志願兵に大きく依存するだろうと予想する者もいる。これは、徴兵制を強化しようとすることで起こりうる影響に対するクレムリンの懸念を反映した慎重な姿勢である。

大統領令は、115万628人の部隊を含むロシア軍全体の人数を203万9,758人に引き上げることを目的としている。以前の命令では、2018年初頭の軍の数はそれぞれ101万3,628人と(全体で)190万2,758人であった。

米国防総省のコリン・カール政策担当次官は8月初め、記者団に対し、米国はロシアが開戦から数カ月で大きな犠牲を出したと推定していると述べた。

「戦争には多くの霧があるが、ロシアは6カ月足らずの間におそらく7、8万人の死傷者を出したと考えてよいだろう」とカールは言った。「(戦地での)戦死者と負傷者を合わせた数字は、もう少し低いかもしれないし、高いかもしれないが、だいたいこんなところだろう。」

米国は、ロシアの誤報作戦を強調したり、ウクライナとの戦争を遂行するモスクワの困難に目を向けたりするため、粉砕戦争の過程で情報機関の調査結果を頻繁に格下げして発表してきた。

バイデン政権は今週初め、ロシアがウクライナとの戦争で使用するために今月テヘランから入手したイラン製無人機に技術的な問題があったという調査結果を発表した。

ロシアは今月、Mohajer-6とShahedシリーズの無人航空機を数日間にわたって回収したが、バイデン政権は、ウクライナで使用するために数百機のイラン製無人航空機を入手するというロシアの計画の一部であろうと述べている。

ホワイトハウスのジョン・カービー国家安全保障会議報道官は水曜日に、ロシアはイランの無人機を受け取って以来、「いくつかの困難」を抱え、「いくつかの能力の限界」を経験していると述べた。

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