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問題はドドンパでは解決しない

「問題の解決は、ドドンパ方式では解決しない」。

今日、セッションでお客様にお話ししたり、その後に参加した、月一の気功教室でも話した事をこちらにもシェア。


ドドンパとは

ちなみに、「ドドンパ」とは、絶叫アトラクションの聖地・富士急ハイランドにある超人気アトラクション「ド・ドドンパ」のことである。

「ド・ドドンパ」(公式サイトより)
「ええじゃないか」「高飛車」「ZOKKON」…富士急の独特なネーミングセンスが好きだ。

私はまだ「ドドンパ」の頃に乗車したので、こちらでも「ドドンパ」と略させていただく。

本題に入る前に、この乗り物に乗ったことがない方に「ドドンパ」とはどのような乗り物なのか、少しお話をさせていただこう。

「ドドンパ」とは、上記の画像にある乗り物に乗って、

「Launch Time!
スリー!
ツー!
ワーン!
ドドンパァァァァ〜〜ッッ!」


という掛け声のもと、わずか1秒余りでいきなり時速180kmでぶっ飛んでいく、とんでもない乗り物である。

そして、今はループ状のコースになっているが、当時はこんな感じでなかなかエグい乗り物であった。

こんなとんでもない乗り物を作った富士急に敬意を表したい

私は絶叫系のアトラクションは苦手だったが、旦那さんが当時絶叫系が好きだったので、

「も、ものは試しだし、話題のドドンパに一回は乗ってみるのもいいかも(震え声)」

と、晩秋で極寒の富士急で2時間並んで乗ったのだ。

乗車時間はわずか1分前後だったが、恐怖しかなかった。
しかし、それが富士急ハイランドの素晴らしいところなのだろう。

ちなみに、今旦那さんに、
「また富士急に行って、絶叫系を乗って回りたい?」
と訊いたら、
「もう、いいかなあw」と。

確かに、50代半ばのオサーンにもなれば、もう絶叫系に対する興味は大体なくなってしまうものなのである。

「ドドンパ方式では問題が解決しない」とはどういうことなのか?

前置きは長くなってしまったが、本題に移りたいと思う。

「問題の解決は、ドドンパ方式では解決しない」。

それはどういうことかというと、

人生がうまくいかなかったり、
癒されていなかったり、
同じ失敗を繰り返してしまう方には、

「問題の解決は、ドドンパ方式で解決しようとしてしまう方」が非常に多い。

かくいう私も、以前はドドンパ方式で問題解決を考えてしまう人間だった。

よもやもすると今でも一瞬「ドドンパ方式でなんとなならないか」と考えてしまう時もある。
しかし、流石に今は「ドドンパ方式では解決しない」という事実を受け入れており、それに気付くのも早い。

「ドドンパ方式」の問題解決方法とは、こういったものである。

実は、このドドンパ方式で解決できる場合もある。

しかしそれは、学校や仕事など、表面的なものはこれで解決出来る場合もある。
例えば、病気であれば、
インフルエンザや風邪であれば、さっさと医療機関を受診し、内服薬を処方してもらい、自宅でゆっくり休めば元気になるし、
胆石であれば、胆嚢を取れば良いし、
盲腸(虫垂炎)であれば、虫垂を摘出すれば済む話である。
(しかも現在は手術をしなくても、抗生剤の内服で落ち着く場合がほとんどである。)

しかし、どの課題もこの「ドドンパ方式」では解決は出来ない。

自分の人生に関すること、
自分の課題に関することに関しては、
パッと花火を上げるかのような「ドドンパ方式」は無力だ。

なぜなら、

「自分の生きづらさや、人生の問題や課題になっているところは、
自分自身の潜在意識の奥の方にある」からだ。

例えば、
生きづらさを作っている「心の設定(自分の思い込み)」だったり、
間違った方向に人生のベクトルを向けてしまっていたり、
自分にとって不適切で不健康な考え方や人間関係を手放せなかったり。
むしろそれを、手をギュッと握っているかの如く、手放せなかったり。

潜在意識、というのがまた厄介だ。

人間の意識の97%を占めている潜在意識は、無意識の世界であるので、
「なんとなく感じる」ことはできても、

脳みそで理論理屈で考え、自分でも自覚のある「顕在意識」(人間の意識のわずか3%)のように「わかりやすく」「表面的で」「理解できる」ものとは違うのだ。

潜在意識の中には、
自分の心や魂が望む、自分にとっての「本筋」の部分もあれば、
「生きづらい生き方や考え方」を続けようとする「カルマ」や「ブロック」も多く、
カルマやブロックは「良い方向に自分を変えよう」と思ってもそれを阻もうとしてしまうからだ。

これは、ガッツや気合や根性ではどうにも出来ない世界。

本や何かのブログを読んだから、
何かをお勉強したから解決出来る、というものではないからだ。

そもそも、本や何かのブログを読んだ程度で解決出来るのなら、この世で悩んでいる人はいない。

自分自身の課題を、浅く軽く見積もると、手痛い現実を繰り返してしまうことになる。

自分が気づかない限り、変わらない限り、
「まだ気づかないの?」と、
さらにエグい、同じような状況を体験させられることが繰り返されるのだ。

では、どうすれば解決するのか?

これは、自分一人では解決できる、というものではなく、

「自分を俯瞰して、愛ある冷静な視点で見てくれる誰か」の手助けが必要になる。

私の場合は、カウンセリングだけではなく、チャネリング(霊視)や、その人のブロックやカルマを解放させ、終わらせるエネルギーワークも併用している。

そんな「利害関係のない、愛ある誰か」との対話をしながら、

「自分で気づいていくこと」が必要になる。

気づけば、終わる。
終わると、終わる。

なので、私のセッションは「逆戻りしないセッション」になっている。

そして、気づきは階段状に続いていく。

「本質的な気づき」がベースなので、逆戻りせず、しっかりと地に足がついた状態で次のフェーズに進める。

この方式は意外と地味だったりする一面もあるので、ドドンパ方式の思考の人は、バカにしやすかったり軽視しやすい。

しかし、本質的な気づきなので、「解放と癒し」を伴うので、慢性的な疲労はなく、むしろ心が軽くなっていき、自分本来の人生を歩めるようになる。

そして、実はこの方式の方が簡単だし、心が軽く、明るくなっていく。

ドドンパ方式で問題解決をしようとすると、人生は詰みやすい。

もっと自分の人生を開いたものにしていこう。


(富士急ハイランド、久しぶりに行ってみたいなあw)


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