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小6で始めたツイッター。温かいインターネット。


親がIT関係に勤めていたので、
生まれた時から家にはいつもパソコンがあった。

幼稚園生の時は、プーさんのタイピングソフトで遊び、
小学生の時は、家に帰ったらPCで、
古いアニメを見るのが日課。

小6の時にハマったのはLady gaga。
Lady gagaを一挙一動を見たくて、Twitterをはじめた。
学校にはLady gagaの話ができる子がいなかったので、
チャットやブログで、ネット上の友達が自然とできた。

ネット上のニックネームは、「姫愛羅(てぃあら)」。笑
ペットの名前がたくさん載ってるサイトで見つけて、
一番きらきらそうで、やばそうなやつにしたんだっけ・・・。

今となってはかなり恥ずかしい。

でも、いろんな地方や国の人とGagaや
いろんな話題でチャットするのが楽しかった。
ブログは毎日更新していたし、ネット上の友達にはなんでも話せた。

一方、中学校は全然合わなかった。
地元の中学は陰湿ないじめが横行。
紛れもなく私もいじめられたし、話しの合う友達はいなかった。

そんなこともあって、いつのまにか、
頭の中での一人称が「姫愛羅」に
変わっていた時は、自分でも驚いたものだ。

高校、大学にあがるにつれ、
学校はどんどん楽しくなり、
一方ネットからはずいぶん離れてしまったように思う。
こんなおしゃれなブログはなかったし、
Twitterの使われ方もすごく変化したように感じる。

趣味の人としかつながっていなかったTwitterも、
いまは大学の友達が多くなった。
それはSNSの変化もあれば、自分の変化も大きいと思う。
あの時のネット上の友達は、今どうしてるのだろう。

あの時は今より、ネットに全身全霊入れ込んでたと思う。
ネット上の友達との繋がりは、リアルの友達の繋がりより
思いやりがあった。
私にとっては、学校でのうすっぺらな人間関係より
よっぽど温かいし、人との繋がりを感じた場所だったんだと思う。
今思えば、当時のネット上のお友達も同じ境遇だったのかな。

もう二度と会うことはないだろうな・・・
と言ったらおかしいな。
会ったことは一度もないのだから。

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