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『読んだら忘れない読書術』アウトプットこそ最高の記憶定着法だった

みなさんこんばんは。
海外人事ユリです。

今日は前回の『アウトプット大全』に引き続き、本のレビューになります。
今回読んだ本がこちら

『読んだら忘れない読書術』
樺沢紫苑さんという精神科医で年間100冊以上本を読む方が、脳科学やご自身の実践を踏まえて書かれた本です。

友人が、アウトプット大全とセットで紹介してくれた本なので、私も2冊セットで読んでみました。結論、教えてもらえてよかったです。

セット読みは、こちらの本にも読書術として出てくるのですが、この2冊のセット読みも、オススメです。

特に以下3点が私の中で刺さりました。
・本を読むメリット
・本の読み方、選び方
・読んだ後のアウトプットの重要性

樺沢 紫苑氏  『読んだら忘れない読書術』

概要
◾️読書術
週に3回アウトプットすると記憶される
脳が重要な情報と判断する基準は2つ
①何度も利用される情報
②心が動いたできごと
なぜなら、人間ら大量の情報を全てインプットするのは難しいので、海馬で2週間くらい仮保存しておくだけだから(完全な記憶の定着ではない)
その間にアウトプットすることで、側頭葉が長期間の記憶に残す。
つまり①か②に基づく。

◾️アウトプット方法
メモ、ラインマーカー引く
→学びがあった箇所にラインマーカー引き、自分の気づきを書き込む。字を手書きすることで、より脳が活性化し記憶として定着しやすい。
・内容を人に話す、勧める
・SNSでシェアする
・レビューを書く
これらの順番でやってみるのがオススメ。

◾️隙間時間を生かす
15分のスキマ時間は実は集中力にとってちょうどいいのだそう。
人間は作業の始めと終わりに集中し、記憶も定着する。15分読書の最初の5分、終わりの5分が集中モードなのだとか。

スキマ時間以外で効率的なインプット時間帯は、寝る前。
新しい他のインプットがないので記憶が定着しやすい。
また、追想法というもので、次に目が覚めた時には問題の解決方法を思いついている、と強く念じて眠りにつくと、朝にひらめきが起きやすいそう。エジソンやノーベル物理学賞の湯川博士も活用していた。

◎仕事でのトラブル、家事育児の困りごとなどが解決していることを念じながら寝てみようかなと思いました。

◾️本は議論できるレベルで読め
読み方 実践編
・ワクワク感に包まれながら読む。
買った本は買った時が一番ワクワクしているので、購入直後から読むのが良い。
そうすることで、ドーパミンがたくさん出るので、強烈な記憶をのこす。
◎昔読んだハリーポッターシリーズの内容をよーく覚えているのは、ワクワクしながら読んだからなんだろうと思った。

本の選び方編
・本を多読するよりも、良本にダイレクトに出会える方が効率的。
自分が読みたい本の内容について、自分のレベルにあったものを読むことで、ズレが少なく納得感を得ながら読める。

・こうなりたい、と思っている人が書いている本を読む。その人がお勧めする本を読むことで、エッセンスを得られる。

◎私の場合は、ワーママはるさん。
さっそく、『やめる時間術 24時間を自由に使えないすべての人へ』を読む予定です。

・目的を持って読書しよう。
じぶんはどこに向かっているのか?何を深めたい?広げたい?かを理解しておくとゴールが定まるので、本選びの基準がクリアになる

◎私の場合は、「人生を豊かに生きるには」の知見を深めるために本を読んでいます。
なのでこの目的に基づき、
・どんな考え方を軸として持ったら良いのか
・どんな行動を取れば豊かになるのか
・どうしたら仕事など効率化を図れるかなどが書かれている本を良く読んでいます。

この基準なので、ビジネス書籍だけじゃなく、雑誌も読みますし、洋書も読みます。今はハリーポッターと秘密の部屋の英語版を少しずつ読みすめています。

こちらもアウトプットの一環で書かせていただきました。
どなたかのお力になれば幸いです。
ではまた。

ユリ

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