「伝えたい相手になりきる」ということ/コルクラボマンガ専科2期第4回講義「相手に響くように伝える」

こんにちは!
コルクラボマンガ専科2期生、漫画家(志望)の縹ゆり(はなだ ゆり)です。

回の記事を読んで下さった方、ありがとうございます。
この回から読んで頂いても問題ありませんが、以下のマガジンでコルクラボマンガ専科の講座についてのnoteをまとめていますので、よろしければご覧ください。

今記事では #コルクラボマンガ専科 2期の第4回講義、「相手に響くように伝える」で学んだことを書きます。
※あくまで「私の学び」なので、詳しい講義内容を知りたい方は、前回と同じくnoteやTwitterで #コルクラボマンガ専科 タグを辿ってみてください!

第4回講義/表現実習2:「相手に響くように伝える」

今回の第4回講義「相手に響くように伝える」も、前回と同じく山田ズーニー先生による「表現実習」というワークショップ形式の講義でした。

前回講義では「自分が伝えたい・表現したいことは何か?」を深堀りしましたが、今回は伝えたい「相手」を想定し、その相手に向けて「手紙」を書くことが講義の最終目的となっていました。

この「相手」にはいくつか条件があって、
・自分のことをよく知っている人(芸能人や憧れの人などはNG)
・架空の人物・動物・「自分」は対象外
・自分の心に「ひっかかっている」人
というように、かなり親しい人を想定して書くことが決まっていました。

私は身の回りの「親しい人」とは言葉が無くても通じ合っているという確信がある(ニュータイプ的なアレ)ため、あえて「手紙」で「想いを伝えたい人」を誰にするか非常に悩みました(濃く狭い対人関係を築いているとこうなります)。

結局私が「伝えたい相手」に選んだのは婚約者で、伝えたいことも割とすぐ決まったのですが、ワーク中にこの「伝えたいこと」が変化したのです。
これは他のメンバーも同様だったようで、手紙を読み上げる段階で
「~ということを伝えようと思っていたのだけれど、~ということを伝えようと思います」
と述べている方が数多くいました。

ではなぜ、「初めに伝えようと思ったこと」が変化していったかというと、それは「想いを伝えたい相手になりきる」というワークがあったことが大きいと私は思います。

「伝えたい相手」になりきって、自分に語りかける

「伝えたい相手になりきって話す」…演劇のワークショップなどにはありそうですが、まさかマンガ講座でこのようなワークショップを体験することになるとは思いませんでした。

ワークのやり方は、
①ペアを作る
②A4用紙に、「普段相手が自分を呼んでいる呼び方」を書く
(例:伝えたい相手が「弟」で自分が「兄貴」と呼ばれているなら、「兄貴」と書く)
③ペアの相手に上記の紙で顔を隠してもらい、相手に「自分」になりきってもらう
④ペアの相手に対して、「伝えたい相手」になりきったつもりで語りかける。
※ペアの相手は、それに対して何も回答しない。

…お分かりいただけただろうか。
③あたりで訳わからなくなったのではないでしょうか。
ポイントは、「自分が相手になりきって、相手なら自分に向かってどんな風に話しかけるか、できる限り想像しながら話す」ということだと思います。
イタコになって相手の生霊を自分に降ろすといった方が分かりやすいかもしれない。

自分が紙で顔を隠して、相手に語りかけられているとき、すごくドキドキしたことを覚えています。このドキドキは自分のものではなく、語りかけてくるペアのものであるような感覚、というか…
自分自身はただ語りかけられているだけなのに、ペアになりきった気がしてとても不思議でした。

逆にペアの相手に自分になってもらって語りかけるとき、「伝えたい相手」の「気配」を捕まえる必要があったことを覚えています。
頭で相手の性格や口調などを思い出すのではなく、相手の「気配」を上手く自分の中に宿らせて相手になりきる、といった感じです。やっぱりイタコですね。

そして、このワークを通して、「伝えたい相手が、自分のことをどう感じているか」がおぼろげながら分かった気がしたのです。
相手の「自分に対する気持ち」が分かった上で、「相手に何を伝える」か。

この経験があったから、「相手に響くように伝える」ために「相手に伝えたいこと」が皆変化していったのだと思います(少なくとも、私はそうです)。

最後に、また50人で輪になって「想いを伝えたい相手」への「手紙」を読んだのですが、前回以上に極大の想いが籠められた内容でした…
(自分が発表するより、相手の発表を受け止める方がエネルギーが必要、という話も)

今回も講義を通して課題マンガを描きました。
ただ私は今回、「伝えたい相手」には「自分のことを漫画にしないでくれ~」とお願いされたので、ズーニー先生の著書を読んで探った「自分の根本思想」について漫画にしてみました。
あと1-4pという縛りがあるにもかかわらず11pにしたため、自分で自分の首を絞めることになりました…しんどかった…

課題内容
第4回講義課題:「相手に響くように伝える」
・「相手に響くように伝える」のワークショップで考えたことを元に、伝えたい相手と自分が出てくる1〜4Pマンガを描く

課題漫画、別記事にしています。良ければご覧ください↓

それでは、また次回も読んでいただけると嬉しいです!

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今年中に連載を始める!ことに燃えている漫画描き、縹ゆりです。コルクラボマンガ専科2期卒業生。TwitterやInstagramで絵や漫画をアップするから見に来てね。noteではコルクラボマンガ専科で学んだことや、漫画について考えたことなどを書いていきます。