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≪わたしごと46≫好奇心を工夫する

わくわくや嬉しさが多くある世の中、それを持ち合わせた人たちが交流して広がっていく世界観がいいなと思っている。

人生に於いて、好奇心や関心を何に向けてどう持つかは、自分のユニークな世界とのコネクションの仕方だ。好奇心は与えられたり、ふっと湧いたりもするけれど、その足はとてもはやい。なのでそれは工夫するものだと思っている。

私たちは日々何かに魅かれ、いいなとか、やだなとか勝手に思っているけれど、自分はどこに目を向けているかに意識的でないと、それは通り過ぎてしまう。やりたい事、好きな事は何ですか、と聞かれてすぐには答えられない人が多い様に、普段から感度を持っていないと、ぼやけてしまうだろう。

どうしたら自分が反応する事に感度を持てるかと言ったら、それは流さないという事だと思う。どういうことかというと、反応したことを一旦認識して、何かの方法で眺められるといいのではないか。それは、言語化でもいいし、問いでもいいし、スクラップでもいいし、ポストイットでもいい。Revisitできる機会があると、認識しやすい。

よく観るという事は、自然と問いを促すと思うし、そこから生まれた問いや疑問は、次に繋がる足掛かりになる。良く考えてみたら何でだろう、という事はたくさんあるし、もっと知りたいと思うかもしれない。

英語の "culture" は、ラテン語の耕すという語源から来ているらしいが、その耕したい土地はどこかが分かっていれば、どの様に耕してどの様に水を引いてくるかは、方法だ。それがやがて文化になる。

逆に、今の私たちの文化がどの様に耕されて来たかを理解するのも、面白い。どのように耕されて来なかったかを知れば、それは誰かの課題になるかも知れない。

好奇心や自分の関心の感度を上げる事は、その人自身の人生の充実に直結するだろうし、そこを広げて行けば自然と他人と繋がり、行く行くは貢献へと繋がっていくのだと思う。なので、好奇心を工夫しそれをもとに展開していく事は、自分の為になり人の為になるものだと思っている。

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