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私なりの考えを書いておきたい[人民VS教育システム]



今回は、第3項にわたって『The people vs the school system』の解説を行い、最後には問題提起に対する私なりの答えを置いておこうと思います。 未視聴の方は、↓こちらから動画をご覧になったうえで、お読みください。(動画の長さは6分です。)

https://note.com/embed/notes/nca61cc6de635

1.動画の内容について、簡単に解説してみる

まずは簡単に、動画の要約をしておこうと思います。          この動画では、アメリカのprinceさんが、アメリカ統一テストの制度について

「統一テストなんて必要ない、そもそも時代は変わっていくのに学校の姿は150年何も変わっていないじゃないか!」               「個性が大事なのに、みんなが同じテストを受け、A評価を取ることが良いとされている制度そのものがおかしい!」と提言している内容になります。動画内には他にも、「金魚に木登りしろと言っているようだ・・」というような皮肉な例えも出てきますが、大まかには上のようなことを言っていると取れます。

確かに、この150年間で、アメリカは様々な変化をしてきた、それは当然です。無論、アメリカだけではなく、世界が大きく変わったといえるでしょう。150年前にはインターネットも十分に普及していなかっただろうし、ましてやスマホなんてもってのほかだと思います(動画内では、車の例が出ていましたよね)。しかし、学校現場はどうでしょうか?時代に合わせて変化してきたでしょうか?少なくとも、アメリカの学校風景はほとんどと言って良いほど変わっていなかったと思います。

また、統一テスト(他には、全員に同じ教育、テスト、評価)を行うことは、子供の個性や才能をつぶすことにつながり、テストで悪い評価を受けた子供は自分には才能がないと錯覚してしまい、将来の有望な子供の未来を奪ってしまいかねないわけです。

そこで、princeさんは、アメリカの統一テスト制度の廃止を求めるような発信をしているという内容になっております。

2.Mr.princeの問題提起について簡単に解説してみる

動画の最後に、princeさんから私たちに向けての問題提起がありました。その内容を簡単に解説すると、

Q.どのようにすれば効率よく成果を上げられるか?

Q.どのようにすればより良い学びの将来を作れるか?

を私たちにも考えを聞いていて、その答えを、

このサイトに是非書いてね、といった問題提起になっています。

一つ目の質問はともかく、二つ目の「どのようにすればより良い学びの将来を作れるか?」については、専門的な知識が無くても、自分なりの考えを自由に述べることができると思います。

3.自分なりの考えを考えてみた「より良い学びの将来を作るために」

最後の項になります。この項では、私なりに考えた持論を書いていこうと思います。

※注意※                              こちらの記事は、私なりの持論になります。一般解(論)ではありません。

問いは「Q.どのようにすればより良い学びの将来を作れるか?」でしたね。

この問題を、日本の今の学校の状況を鑑みつつ、書いていきます。

まず、はじめに、今回のprinceさんの「アメリカ統一テスト廃止」には私は賛成したいと思います。理由としては、ほとんど同じなんですが、個性を重要視、ユニークな思考から新しいものを生み出そうとしている時代において、統一した学力のみをはかる試験を行うことにメリットが感じられないからです。

私自身、中学・高校時代からずっと思ってきたことがあります。     「なんでセンター試験(みんな同じ試験)を受けるんだろう?」と。    今でこそ、一応国公立大学に行くことができていますが、この選抜試験制度に対して、不満を抱いています(もうすぐAO入試制度などが確立しますが)。

自分の将来やりたいことをするために大学に行くものだと思っていたからです。その時の能力だけでなく、その大学に入ってどれくらい頑張るか、その有望性を判断すべきではないのかな、と考えていました。

その時、その時間における、テストの得点=その人の能力 って何かおかしくないですか?私はおかしいと思います。例えば、

「ある少年Aがいました。彼は、機械系統の知識は世界レベルのものを有しており、それでコンテストや賞を取ることもしばしばだった。将来はその分野で生計を立てると誰もが噂していた。しかし、彼は今ただのフリーターだ。なぜか?彼は国語と社会ができなかった!!学校のテストの成績が悪く、親に自分の好きなことをすることもできなくされてしまった!」

とか

「私は将来、アーティストになる!ある少女は小学生の時そう決意した。彼女は絵を描くことがとても大好きで、将来は絵描きになることを夢見ていた。しかし、学校のテストの成績が芳しくなく、中学・高校生になるも、テストはいつも赤点だった。授業態度はまじめだが、テストになると実力を発揮できずにいた。何度もこのようなことが続き、ついにはまじめに勉強することも絵を描くこともやめてしまった。(私には才能がない。勉強ができないんだから、絵をかいてもきっとうまくいきっこない。)彼女はそう思うようになり、現在はアルバイトで生計を立てている。」

こんなことがあったときには、皆さんどう思いますか?

テストの結果だけで将来性を判断され、やりたいこともできず埋もれていった人たちが山ほどいると思います。みんなそれぞれ素晴らしいものを持っているはずなのに、みんなを同じ尺度で測り、A評価を取れと先生は言う。A評価を取れば先生や世間からは、将来有望だと褒められ、悪い評価を取れば先生や世間からは、劣等生だ、もう少し頑張れと言われる。

「こんなのって、ないよなぁ」と私は思います。

さて、長くなってしまいましたが、本題です。

Q.どのようにすればより良い学びの将来を作れるか?

という問いに関して、私からは

①子供の決めたことには一切口を出さない(ただし道徳的な判断は必要)  決めたことがたとえ間違いでも、一回間違えてみても良いじゃないですか間違えるからこそ、次に生きてくると思うのです。

②先生・学校は、教えるというよりは、見守る姿勢を持つ        子供は間違うもの、間違えたときに正してあげればそれで良いと思うのです。危険なことやしてはいけないことはもちろん注意するとして。  

③先生は子供を受容し、理解する姿勢を持つ。(友達みたいな感じ?)   子供が考えたことについて、ダメだよとすぐに言ってしまうと、何も言ってはいけないんだ、自分の考えることはうまくいかないと思い込んでしまいます(実際私にもそういった感情はあります)。新しいことや、自分で考えたことは誰もやっていないからこそ、確かに少し怖い気持ちもわかりますが、まずはやってみる。それを実行し続けた人たちが現在成功している人たちの共通点の一つだと思うのです。

以上のことを学校が実践すれば、少なくとも子供が自信を無くして、将来有望な芽を摘むことはないと考えます。

まとめ

皆さんは、どのような意見を持っているでしょうか?          是非、皆さんの考えを教えていただきたいです!!

皆さんがどのような考えを持っているのか、非常に興味があります。   ぜひ、コメント等していただければ嬉しいです。全部しっかり読まさせていただきます。


今回は、グループディスカッションのテーマにもなりそうな内容でしたがいかがでしたか?少し長くなってしまったのが残念ですが、noteなんてそんなもんですよね(笑)と思いながら・・。

今回は以上になります。ありがとうございました。


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