ミディマリストかもしれない
ミディマリスト(midimalist)とはミニマリズムとマキシマリズムという考えの間に位置するものらしい。ミニマリズムの余計なものがない最小限のシンプルさと、マキシマリズムの豊かな装飾や色彩、パターンをバランス良く取り入れる、言わば両者の「いいとこ取り」と言えそう。
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この言葉の意味を初めて知ったとき、もしかしたら私はミディマリストなのかもしれないと思った。私は以前の記事でも触れた通り、マキシマリストを経てミニマリストになった経緯があるが、あくまでも考え方に共感して可能な範囲で生活に取り入れているだけであって、自分がミニマリストであると言うには少し気が引けていた。
実際に、部屋に置くものは必要最低限にしたいが、白や単色で統一したいという願望はない。無機質なものよりも好きな緑を基調としたものや鮮やかな色のパターンにより心が惹かれるし、インスピレーションを感じて心が豊かになれる。
ソファやクッションカバー、ブランケット、フラワーベースなど多少強めの色や柄を入れても、物自体の数を最小限にすればある程度のシンプルさを保つことができる。一方で、壁を埋め尽くすほどフレームを飾ったり、部屋の至るところにさまざまな色や柄を入れたりすると情報量が多すぎて、私にとっては落ち着きのない空間になってしまう。
最近ブックマークしたインテリア
質素にも派手にもなり過ぎない丁度良い中間地点。ミニマリズムでもマキシマリズムでもないミディマリズム。実は明確な基準や範囲がなく曖昧なものではあるけれど、最終的に大切なのは自分が一番心地良いと感じること。「シンプルなものは好きだけど無機質な部屋は落ち着かない」「色や柄を取り入れたいけどある程度の秩序は保ちたい」など、自分の好きなものや目指すものがはっきりしていればミディマリズムという言葉にこだわる必要はないのかもしれない。
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