読書感想文

今日『ブルーピリオド』って漫画を読んだんだけど、超熱かったから感想書く。

2020年のマンガ大賞で大賞受賞作品で、本屋に並んでたから何となく1巻買ってみたさ。いやこれがすごく面白い。実によきかな。

良かった点は3つ

ひとつが「内容」。これまでなんでも卒なくこなして来た主人公。でも、いつも堅実に生きてきて周りのことをよく考えるためか、自分の望み、熱くなれることがない人生にちょっと飽き飽きしてた。
でも、とある事情で美術室に行った時、1枚の絵を見て心動かされる。自分にとって熱くなれることを見つけた主人公は、美術の名門、藝大への受験を目指す、というのがあらすじ。

この、「自分にとって熱くなれるもの」を見つけた主人公に感情移入したし、自分も見つけたいという願望があるから尚更ものがたりにのめり込んだ。「フツー」に生きてきて退屈だった人生からの解放?みたいなもの、憧れる。

2つ目は「キャラの表情」。

美術に魅せられる前の主人公はどこか達観していて、表情が大人っぽく(むしろ大人ぶってる?)書かれていると感じた。
でも、美術に出会ってからはだんだんと表情が熱く、楽しそうで、むしろ幼さを取り戻したと言ってもいいような表情になるの。あれ好きだわ。
あと、美術部の先輩が絵を書いている時の表情。真剣な表情ってそれだけで戦慄?武者震いというか、怖くそして惹き付けられる。なんだろ、fateのサーバント同士の戦いの時のような熱さがそこにはあった。

3つ目が登場キャラクターの女装している子。男と忘れるほど可愛い。るかこかな?

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