夫婦別姓②

作文風に書くとまだグダグダになるので、書き方を変えた。

性別は男、年齢は22

・自分のスタンス(価値観)

選択的夫婦別姓を支持

・理由

名字を変えることで何か得することがあるわけでもないのにそれを強制された挙句、大変面倒な手続きと「アイデンティティ」の喪失を味わうことになる、そのことが理不尽であると考える。

自分の名字を変える/変えないかについては個人の権利であると考える。なぜなら、その名字の所属は自分にあるものだから。生まれてから政府のお偉いさんが「じゃあ、君の名字は○○ね」みたいに割り振られてくるものだったら、管理者に所属があると思えるけどそうじゃない。

自分のことを示す重要な指標の一つである名字。私自身はそこまで執着はないが(日本で一番多い名字だからね)、自分の名字に愛着があるひと、その名字で功績を残してきた人、名字によって家族の一員と考える人などなど、価値観は様々。それなのに、結婚したらその人たちにとっての「アイデンティティ」である名字を強制的に変えさせるとは何事か。人権侵害と思う。

じゃあ、「事実婚をして、変えなければいいのでは?」と考える人もいると思うけど、法律上の結婚と事実婚とを比べると事実婚のほうにデメリットが多すぎる

そもそも、法律上の結婚と事実婚でできることに差を設けることに違和感を感じる。どちらも同じ結婚であってどちらを選ぶかは本人たちによる。だが、そこに優劣というか、一方の選択肢にデメリットが偏っていては選びたくても選べないという状況になってしまう(まるで、正規雇用と非正規雇用の話みたい)。

名字を変えることによってもデメリットは多い。さっきも書いたけど名字を変えたことでそれまで積み上げてきた功績が失われる(見えずらくなるってことなのかな?ここはまだわからないから勉強する)ことや、各種保険だの書類だの名義を変える手続きが必要とのこと。まったくもっていらないよねこれ、この変更手続きって誰が得するんだろ。

・じゃあ、どうすればいいのか

簡単な話、法律で選択的夫婦別姓を選べたらいいんだけどそうはいかないのかね。

この問題を解決するためにまず必要なのは、「男性側の理解」だと思う。

そしてそのための「きっかけ」が必要。「同姓は当たり前ではないこと、改姓することで深く傷つくひとがいること」に気づかせることがスタートだと思う。

男は知らないんだと思う。今の社会では当事者になりにくいから。自分が変えるとはまさか思ってないっていうか。現状、結婚して改姓するのは妻が9割だというし。当事者じゃないから知ろうとしない。結婚するときに出てくる問題なんだから当事者ではあるんだけどね。癌とか親の介護とかと一緒じゃないかな。誰にでも起こることではあるのに、自分がなるまで病気についてや対処法を考えようとはしない(もちろん先のことを考えて行動できる人はいるし、すごいと思う)。だから、まず男性に「改姓をするデメリット」について知ってもらうことが必要だと思う。

「自分から知ろうとする努力をしろよ!パートナーを大事にしてないじゃないか!」と思う人はいると思うし、ごもっともではある。だけど、これまでの人生で「当たり前」と思っていたことについて自分から疑問を持って何か取り組むことってまれだと思うよ。発明だってそうじゃないかな。スマホとか。昔は誰にとってもガラケーが「携帯」だったし、そこに疑問を持ってタッチして操作するパソコンと何ら変わらない携帯を作るとかみんなできることじゃないじゃん(別にジョブズは「持ち歩けるコンピュータ」を作ろうとして、結果スマホになったはずだけども、違ったらごめんね)。

だから、男性に「同性であることは当たり前の事じゃないんだよ」ということを気づかせ知識を持ってもらうことからスタートだと思う。自分の体験を話すのはつらいって人は絶対いると思うから、その場合は勉強材料になる資料をおすすめするとか。


今のところ私はこう思うかな。少しわがままかと思うけど、「きっかけ」がないとほんと人って変われない生き物だと思う。自分だけかもしれないけど。最近それをすごく実感しているからこうやって自分の考えを文字起こしするようになったし、知識をつけるため本も読むようになった。

今回は結構感情的で情報で裏付けできてはいないから、今後は資料を交えながら示しこの問題を語れるくらいになりたいかな。