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永遠なんてないことを、夏が教えてくれた。ー「夏にみたい映画BEST5」

こんにちは!7月になり夏本番の気候になってきましたね。夏日にちょっと疲れたら、ゆっくり家で映画を楽しむのもオススメです。

今日は、夏にぜひ観てもらいたい映画を5本、紹介します。


グッバイサマー** (2016: Microbe et Gasoil )**

ログハウスの車で、たった1人の友達と旅にでる。


ミシェル・ゴンドリー監督の最新作。内容がメルヘンでついていくのが難しい作品が多いものの、これは違いました。夢とリアルがしっかり融合していて、最後まで楽しむことができました。心から童心にかえれる、イチオシの作品です。

このような、子ども心が湧き上がってくるような、夢のある作品に出会えて幸せだなあと思います。


ビフォア・サンライズ** (1995)**

"恋愛とは孤独でいられない男と女の逃げ道なんだ"


アメリカ人のジェシーと、フランス人のセリーヌ。2人は、旅の途中、列車の中で出会います。ロマンチックな出会いから始まり、2人は1日だけ旅を共にします。

監督は、「6才のボクが、大人になるまで」で知られているリチャード・リンクレイター。本作品も同じように、約20年かけて同じキャストで撮影した、半ばドキュメンタリーのような3部作です。

全3部作をとおして、2人の恋の形が変わっていく様子が細かく描かれていて、は男性でも女性がでも共感できる内容のはずです。
いわゆるラブコメとは違い、会話劇が中心です。

スタンドバイミー** (1986)**

誰もが戻りたい、あの夏へ。

名作中の名作ですが、意外と観たことがないという人もいるのではないでしょうか。
どこにでもいそうな小学生の一夏を描いた、ロードムービー。ただそれだけなのに、こんなに惹きつけられてしまうのはなぜなのか。それは、誰もが「あの頃」に戻りたいと思うような子ども時代を、そのまま切り取っているからかもしれません。

子供時代は、丸裸の自分でおもいっきり楽しめる、ほんとうに貴重な時間だったのだと思います。


④プロヴァンスの休日 (2014: Avis de mistra)

夏の風は、忘れものを連れてくる。

ジャン・レノ演じるポールの家に、離婚した妻と子ども達がやってくるところから、物語は始まります。

大自然、一夏の恋、懐かしい人との再会…家族との交流を失って孤独だったポールの生活に再び色づき、彼は失いかけていたものを徐々に取り戻していきます。

大人同士だと、意地を張り合って心を触れ合わせにくいことがありますが、末っ子のテオがポールの心をほぐす役割を担います。

何も考えずにゆったり夏を感じたい、というときにおすすめです。


⑤君の名前で僕を呼んで  (2017: Call Me by Your Name)

甘くて苦い、二度と訪れない激情の夏

今年、米国アカデミー賞で脚本賞を受賞した作品です。日本でもとても話題になっていましたね。まだ上映している映画館があるくらい人気みたいです。

このタイトルを初めて目にした時の衝撃は、忘れられません。「その人の一部になりたい」と思うことが、「好き」の最上級で、このタイトルは、その心の叫びそのものだと思うからです。それが、この一行のタイトルに見事に詰めこまれています。

レビューは下記のURLからぜひ。

傷つきながら、輝いていた。ー 「君の名前で僕を呼んで」https://note.mu/yuri0218/n/n686188b3fe39



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