LINKIN PARK『One More Light』
チケットサイトを観ていたら、LIKIN PARKの来日公演のチケットが余っていた。
僕がチケットを取り逃がしたツアーを先日終えたONE OK ROCKがオープニング・アクトを務めるらしい。
開催が関東ということでためらったが、ONE OK ROCKのツアーに行けなかったのが悔やまれるので、勢いで申し込んだ。
11月4日、幕張メッセに於いて、僕はLINKIN PARKとONE OK ROCKが同じステージに立つのを目の当たりにする。
実を言うと、LINKIN PARKというバンドを僕はほとんど知らない。
ヘヴィーでラウドなミクスチャーバンド、という曖昧な印象だけしかなかった。
曲を聴いてタイトルが浮かぶ曲は5曲くらいしかない。
それではせっかく幕張までライブに行くのにもったいないと思い、とりあえず最新アルバムを購入した。
LINKIN PARK "One More Light"
僕の知っているLINKIN PARKではなかった。
ギターの音は抑えられ、ラウドやオルタナティブといった要素はほとんど感じられない。
人によれば、ROCKではないと言うだろう。
初期のヘヴィーな曲は受け入れない人でも、このアルバムは受け入れられると思う。
編曲さえ変えてしまえば、Justin BieberやOne Directionが唄ってもおかしくない。
それくらい、とにかくPOP。
一聴して、確かに物足りなさ感じた。
あの重厚なラウド・ロックが聴けると思っていたから。
だが、何回と聴いているとクセになる。中学からROCKばかり聴いてきた僕だが、最近はEd SheeranやBruno MarsでPOPに耳を慣らしている。
このアルバム、極上のポップス・アルバムではないのか。
このバンド、ハードでヘヴィーなだけでなく、メロディアスでポップなバンドでもあったらしい。
このアルバム、評判が悪いらしいが、僕は好きな方だった。
先述したとおり、来日公演ではONE OK ROCKをオープニング・アクトに迎える。
彼らも最新アルバムを以って "ONE OK POP" になったと一部から批判的な意見が挙がった。
同じような進化を遂げ、それを一部から酷評された両バンドの共演、どのようなライブになるのか。
5ヶ月も先のことだが、今から楽しみで仕方ない。
さて、、
幕張メッセってどうやって行くんだ？