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スピッツへの愛を語る①

長年、スピッツのファンである。
かれこれ20年以上。
「好きだからこそ、ファンクラブは自分の稼いだお金で入る!」という、今考えると純粋、一方で不思議なこだわり、頑固さをもって、数年間はファンクラブに入ることをひたすら我慢、大学1回生のときに手にした初のアルバイト代でファンクラブに入った。
コロナのデルタ株が流行したときに、濃厚接触者となって外出ができなくなったこと、罹患した家族が心配でさすがにそんな気分にもなれなかったことから、更新料が払いに行けず、一時途切れてしまったが、ファンクラブ歴も合計15年ほど。

今日は、スピッツを好きになった理由と、オススメ曲についてお話したいと思う。

理由①  顔

アイドルでもないのに、まず出てくる理由がそこなのか、という猛烈な指摘(批判)がありそうだけれど、一番はそこなのだ。
スピッツは、かれこれ35年以上、音楽と真摯に向き合ってきたバンドなのだから、一番の理由を「顔」と片付けるな!と言われそう…。
でも、ヴォーカルの草野マサムネさん。
私のタイプ、ドンピシャなのである。
かっこいい。かつ、かわいい。
繊細そうな雰囲気がイイ。
ちなみに、「顔がかっこいい」ことについて、周囲に同意が得られたことは、一度もない。

理由②  歌声

これについては、絶対に同意が得られると思う。
スピッツファンの人は、全員、この繊細な声にヤられていると、信じて疑わない。
マサムネさんの声からは、マイナスイオンが出ていると思う。

理由③  曲

これについても、スピッツファンの人は、頭が飛んでいってしまいそうなくらい、コクコク…いや、ブンブンうなずいてくれるはず。
いまだに「チェリー」は、カラオケランキングでも上位だし。
「空も飛べるはず」は、音楽の教科書にも載っているし。
でも、ファンとしては、シングルとして発売されていない曲も…いや、むしろそちらの方が良いのだ!という気持ちもある。
これも、ファンの人ならコクコクうなずいてくれるはず。
(「好きなアーティストのことやったら、みんな同じこと言うで」と、サザン、TUBEファンの夫には言われるのだけれど。)

そして、ここからは、ファンになってから、よりスピッツが好きになった理由。

理由④  あまのじゃくな歌詞が良い

スピッツの歌詞には、ド直球、ド根性さがない。
でも、簡単には転びきらない、悪く言えばひねくれ感、良く言えばかすかな前向きさを持ち合わせている。
タイトルも、ほかのアーティストのアルバムには登場しなさそうなモノが多い。
歌詞とか引用して語り始めると長くなりそうなので、これについてはまた後日。

理由⑤  メンバーの仲が良い

結成して35年以上、脱退もなければ、メンバーの不祥事などで活動休止もない。
リーダー(ベース・田村明浩さん)なんて、「ケンカするやつとバンド組むな!」って言い切ってるし。
「失敗してもみんなヘラヘラ笑ってる」ってSONGSでコメントしたときには、司会の大泉洋さんから、「笑ってちゃダメでしょー」とすかさず指摘されていた。
(チームNACSは、わりとケンカするらしい…。)
ライブのMCも、ほんわか、ゆる〜い、ゆるい。

【オススメ曲】

とにかく、スピッツは魅力的。
ここで、(たぶん)シングルカットされていないオススメ曲をあげておきたい。
ぜひ、聴いてみてほしいな。

【1stアルバム  スピッツ】
「月に帰る」
スピッツの曲はだいたいマサムネさん作曲であるが、こちらは数少ないテッちゃん(ギター・三輪テツヤさん)作曲の曲である。

【2ndアルバム  名前をつけてやる】
「プール」
ちなみに、娘には時々「ウサギのバイク」を歌ってあげる。

【3rdアルバム  惑星のかけら】
「アパート」
「白い炎」

【4thアルバム  Crispy!】
「夏が終わる」
「タイムトラベラー」

【5thアルバム  空の飛び方】
「サンシャイン」

【6thアルバム  ハチミツ】
「愛のことば」

【7thアルバム  インディゴ地平線】
「初恋クレイジー」
「インディゴ地平線」
「ハヤテ」
「バニーガール」

【8thアルバム  フェイクファー】
「フェイクファー」

【9thアルバム  ハヤブサ】
「甘い手」
「8823」(ハヤブサ、と読みます。)

【10thアルバム  三日月ロック】
「夜を駆ける」
「エスカルゴ」

【11thアルバム  スーベニア】
「甘ったれクリーチャー」

【12thアルバム  さざなみCD】
「桃」
「点と点」
点と点は、「スピッツもこんな曲出すんだ!」とファンでない後輩が驚いていた。

【13thアルバム  とげまる】
「幻のドラゴン」
「TRABANT」
TRABANTもスピッツには珍しい曲かもしれない。

【14thアルバム  小さな生き物】
「小さな生き物」

【15thアルバム  醒めない】
「醒めない」
「子グマ!子グマ!」
「ハチの針」
夫は珍しく「ヒビスクス」が好きだと言っていた。

【16thアルバム  見っけ】
「ありがとさん」
「YM71D」
そのまま読むのか、ヤメナイデと読むのか…。

【17thアルバム  ひみつスタジオ】
「手毬」
「ときめきpart1」
ときめきpart1は、映画「水は海に向かって流れる」の主題歌。

【その他】
「魚」
私の好きな曲ベスト3には絶対入る。

「14番目の月」
これは、ユーミンの曲のカバーである。
こちらの歌詞も、少しあまのじゃくな感じがあるのだけれど、ユーミンのオリジナル曲は、それを軽快なリズムにのせていた。
スピッツバージョンは、ヘビーロックなかんじ。
(音楽のジャンルに詳しくないので、この表現が合っているのかは不明。)
ヘビーロックにこのユーミンの歌詞を歌い上げるスピッツバージョンのほうが、私は好きである。
秋の夜長に合いそうだと思っている。

「猫になりたい」
ファンのあいだでは超有名な曲。
人気すぎて、ファンクラブツアーでは、どこの会場でもこの曲は絶対やるといった、殿堂入りの曲である。
つじあやのさんがカバーしていた。

【ちょこっと自慢話】

15年ほど前のライブで、最前列ど真ん中の席に当たったことがある。
マサムネさんと手も触れたし、目も3回くらい合ったはず。
まぁ、最前列だと、ライブ後にマサムネさんやテッちゃんが投げてくれるピックや、崎ちゃん(ドラム・崎山龍男さん)が投げてくれるスティックは受け取れないのだけれど。
大好きなアーティスト、超有名アーティストのライブで、最前列ど真ん中。
いいでしょー。むふー♡


あとがき

好きな物事の記事は手が止まらない。
記事のクオリティなんて気にしていられなくて、筆がすべるかんじがする。
単にヲタクが鼻をふがふがさせて語っている記事になってしまった…。



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