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釣りは人生そのものだ

先日、何億年ぶりか(誇張表現)に、釣りに行ってきました。
釣りに行くことになった経緯やその結果、私の釣り歴などは、下記ブログに書きましたので、もしよろしければご一読下さい。

Rosa†Antica(ロサ・アンティカ)

そして、釣り堀での一時間の経験をもって「釣りは人生そのものだ」という考えに至りました。

ここで予測できる反応としては「人生に例えられるものは、なにも釣りに限ったことではないのではないか。例えば料理、ドライブ、その他諸々だってそうではないか」というものがあります。
たしかに、物事はいろいろな側面から捉えられますので、それに異論は唱えません。
人生に例えるのに釣りくらい適したものはないと、私が感じただけのことです。

なぜそう思ったか。
ひとつひとつ例証を挙げてゆきます。

①誰でもできる
特殊な技能や莫大な金銭などを必要とせず、老若男女国籍問わず誰でもできます。
人生を辞書で引くと、「人がこの世で生きていくこと。また、その生活」とあります。
生きてさえいれば誰でも送ることができる、という意味では、釣りと同じです。

②釣りををしたからと言って、魚が釣れるとは限らない
釣り堀にせよ海や川にせよ、魚はいます。
でも、いくら餌や道具が揃っていても、釣れるとは限らない

人生には「勝ち組」と呼ばれるような、地位や名誉、財産を手にする人たちがいます。
でも、誰もがそれらを手に入れられる訳ではありません。

③ちょっとしたコツで釣れることがある
②とは対照的になりますが、同じような条件下にいても、釣れる人は釣れます
その要因は経験や道具の差であったり、であったりします。
場所を変えたら途端に釣れたりもありますし、逆に急に釣れなくなることも。

人生も同じ。努力も才能もあっても芽が出ない人もいれば、ちょっとしたきっかけでとんとん拍子に上手くいく人もいます。
神童と呼ばれた人が凋落したり、大器晩成型の人がいたり。
これをしたら必ず成功する、というようなマニュアルはありません。

④楽しみ方は人それぞれ
釣りに来ている以上、魚が釣れれば、それに越したことはありません。
でも、別に釣れなくても十分に楽しむことはできます
というか、釣れるかな?と糸を垂らしてじっと待っている時こそが、ワクワクする時間だったりします。
アタリを待つ間本を読んだり、そのうちうっかり昼寝してしまい、餌を取られて悔しがったり。

人生においてと同様、大切なことは人それぞれ
沢山魚を釣り上げてウハウハ、ご馳走を楽しみに持ち帰るのもよし。
釣り上げたことに満足して、そっと針を外して元の池に返すもよし。
仲間たちとあれこれ試行錯誤して、釣れる仕組みを考えるのもよし。

あ、でもちっとも釣れないからといって腹を立てて大声を出したり、竿で水の中を掻き回したりして周りの人に迷惑をかけるのは、やめて下さいね。

まだあるかもしれませんが、ひとまずこの辺で。
私がどんな楽しみ方をしたのかは、こちらの動画でご確認頂けます。

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