七草と蕪
脾胃はあっさりしたものが好き
旧暦1/7(今年は1/28)は人日の節句。春の七草(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ)をお粥にして食べる日としておなじみのこの歳時。
脾胃は味の濃いこってりしたものより、味付けのうすいあっさりしたものを好みます。年末年始に食べ過ぎて疲れた脾胃をケアしてくれる七草粥の日。内なる土の調えには欠かせない日ですね。
冷えによる腹痛や消化不良には「蕪(かぶ)」
そんな春の七草として登場する「鈴菜(すずな)」こと「蕪(かぶ)」は、お腹を温めてくれる食材で、冷えによる腹痛や消化不良などを和らげてくれます。
ツボでは「中脘(ちゅうかん)」穴が同様の効果が期待できます。
場所は「おへそとみぞおちの間あたり」で、押したりさすったりする以外にも、温かい飲み物をカップに入れて直接当てるといった温灸的なケアの仕方もおすすめです。
旧暦・歳時に学ぶ 内なる土の育み方
2023年のゆらね養生雑記は「旧暦・歳時に学ぶ 内なる土の育み方 ~ 肚を養う13ヶ月 ~」をテーマに、旧暦や歳時を通じて土を養うための旬の野菜やツボなど、毎月朔日にお届けできればと思っています。よろしくお付き合いください。
https://note.com/yurane/m/mf6092d14396b/
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