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シロナガス島への帰還:嗚呼、これがノベルゲーム
こんにちは、yurahaです。
皆さん、良きゲームライフを送ってるでしょうか。自分は最近、ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドとWarframeを絶賛プレイ中です。
それで、その合間にやるゲームを探してたところ、気になってたシロナガス島への帰還がSteamでセールに。かなり面白かったので、今回はその感想について書いてきます。
王道ミステリー、からの・・・
シロナガス島への帰還はいわゆるノベルゲームです。つまり、重要なのはストーリーやキャラクターなんですが、これがかなり良かった。
題材は探偵もののミステリーなんですが、中盤からオカルトやSFが加わって、次は何が起こるんだろうとワクワクしながらエンディングまでマウスをクリックしてました。
特に好きなシーンは最序盤のあからさまな伏線が回収された所ですね。ストーリーがオカルトミステリーからSFミステリーに変わる瞬間で、思わず「そうきたか!」とモニターの前で拍手してしまいました。こういったいつのまにか徐々に題材が侵食されてくのいいですよね。本当に気味が悪い(誉め言葉)。
魅力的なキャラクター
このゲームはストーリーだけでなく、キャラクターもとても魅力的です。魅力的なキャラクターと書くと、キャッチー過ぎて逆にキャッチーじゃありませんが、魅力的です。
主人公である探偵のおっさんと助手の天才少女のバランスが良かった。でこぼこコンビなんですが、お互いがお互いに足りないところを補って、ああ信頼してるんだなぁ、と感じるところなんかが尊かったです。まさにホームズとワトソンでした。
あと、キャラクターの思想というか行動に一貫性があったのも良かったです。第一印象でこいつイイ奴だなと感じたら、やっぱりイイ奴でしたし、クズだなと感じたらクズでした。こういったミステリーものって急に豹変するキャラクター多いですからね。実は〇〇だったけどといわれればそれで終わりなんですが、あんまりリアリティがない。このゲームはそういったモヤモヤがなくて、ちゃんとしてました。キャラクタープロファイリングがハマる瞬間はうれしいですからね。
ちなみに、推しは上の画像のアウロラちゃんです。
まとめ
ノベルゲームってゲームというよりは、小説の延長線上のイメージを持っている方は多いと思います。
ただ、今回のシロナガス島への帰還はわりとゲームに寄ってる気がします。なんというか体験性が強いんですね。ポイントアンドクリックの探索パートが結構多めなのが影響してるのでしょうか、没入感が他のノベルゲームよりも高かったです。
正直ノベルゲームは一昔前に流行って、今は斜陽なジャンル。そんな中でここまで直球で勝負してるのはすげえなと思いました。このゲームを機にもっといろいろなタイトルが増えてほしいですね。
ゲーム代やお供のお菓子やドリンク代にかわります