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今の会社システムを考える

グローバル化やオンライン化が進む中、個性をもった会社が増えて来ましたね。Googleのオフィスはレストランやバーがついていたり、働く人たちにも心に栄養を与えるような会社がクローズアップされて来ています。今朝、旦那と現在の会社システムについて話しました。

私が昔いた会社の中の一つに”残業は個人のサービス”という会社がありました。
「会社は残業することをお願いできないし残業する時は自分からのサービスなので、次の日はその働いた時間分を差しいて就業時間にして」
と言われました。残業するほど仕事量があるのかというと特にそうでもなく、就業時間に上司からの無駄話に時間を費やし残業することになってしまうケースが多かったです。今までにもこれほど非効率的な会社は見たことがありませんが、こういった会社は他にもあるのでしょうね。今でいう、ブラック企業に含まれますかね?

旦那が最近新しい会社で仕事を始めました。そこには、とても実践的で仕事効率が向上するシステムがありました。ミーティングが多い中、毎週水曜日はどのミーティングも入れず自分の日に当てる。宿題が出されたらそこの日に当てたりスキルを磨いたりすることもできる。ミーティングにおいても上司からこれをしなさいということはなく、上司に関してもきちんと理由を述べ部下や異なる部署の人の理解を示しながら自分の意見を述べていく。反対意見も出てくるけれども全て肯定的に捉えながら物事が進んでいくと言ったようでした。旦那はまだ新しい仕事で日が浅いため、色々な質問をすることがあるのですが、「無駄な質問はないから、疑問に思ったことをなんでも聞いていいよ」と言われるそうです。もちろん、自分で調べることが先だけどねとのことでした。
また、他の部署が何をやっているかを理解するため、初めの1ヶ月はどのミーティングにも参加して良い。そうすることで自分がどのように動けば良いかわかるからと自分に関係のないミーティングに参加することも許可されていました。ちなみに、この会社月一回の対面ミーティングを除き、全て自宅勤務になっています。

日本では戦後から部下が上司の言うことを聞くことが一番昇進への近道と言われていましたが、そろそろ変わる時が来ていますね。上司や部下という垣根を取っ払う必要がありそうです。若い人の意見ってすごく参考になりますし、年上の意見と言うのは経験に基づいているからです。チームで働く、自分の意見と時間をもつ、相手の意見と時間を尊重する、そして全員が会社をより良い方向に導くのが理想的な会社ではないでしょうか?日本では働き方改革を行なっていると聞きますが、どれだけ成果が出て来ているのか興味があります。そして、現在の私のビジネスを拡大させるときがきたら、どのような会社を建てようか過去に就業した会社や現在の新しいスタイルの会社について参考にしたいものです。

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