マガジンのカバー画像

株式会社ツドイのnote

109
運営しているクリエイター

2017年9月の記事一覧

「心配」を「信頼」に

「心配」を「信頼」に

きのう、古賀さんのオフィスにお邪魔した。

古賀さんはふらっとオフィスに遊びに行くといつも、いま取り組んでいる仕事の話をおもしろおかしく聴かせてくれる。ぼくは自分自身や、共通の知人についての近況をややスベりながら話す。それがひと通り終わると、だいたいごはんにさそってくれて、ごちそうになる。きっと忙しいはずなのに「また今度ね」と追い払われたことはほとんどない。

気楽だけどおいしいお店でビールを飲み

もっとみる
絨毯と銀杏

絨毯と銀杏

山形県に出張に行ってきた。

メインの取材先は「山形緞通」さん。絨毯屋だ。

丸1日取材に付き合ってもらったのだけど、その想いや技巧にため息をもらしっぱなしだった。この模様は、『BAMP』とういメディアに掲載予定なので、そちらでぜひご覧いただければと思う。



実はこの山形緞通がある山辺町という場所には、銀杏BOYZのリーダーにして現在唯一のメンバー、峯田和伸さんの実家がある。

実家が営む峯

もっとみる
カメラが手に馴染んできた

カメラが手に馴染んできた

「独立したし」という言い訳で新しいカメラを買って二ヶ月。ようやく手に馴染んできて、以前使っていたカメラと同じぐらいの質の写真が撮れるようになってきた。

「デジタル一眼に手に馴染むもクソもあるかよ機械だろ」と自分でもツッコミたくなるが、これがあるのだ。今のカメラが届いて数枚部屋のなかを撮影したとき、想定と結果の差にクラクラした。

今もたまに、深夜部屋でパシャパシャ撮っているが、はしゃぐ気持ちはも

もっとみる
千葉駅前にオシャレでおいしい「ブクコン」がオープンしていたので行ってきた!

千葉駅前にオシャレでおいしい「ブクコン」がオープンしていたので行ってきた!

百貨店の書店コーナー。

それを聴いて、あなたはどんなものを想像するだろうか。ぼくは、割と味気ないものを想像してしまう。実際なんとなく「ある」だけのところも多いだろうけど、それは仕方ないのことだ。百貨店の書店コーナーというのは、「百貨」をうたう以上はセットしておかないといけない機能のひとつに過ぎず、別に力を入れる必要もなければ、客側も大きな期待をしていないものだからだ。(大手書店がテナントとして入

もっとみる
Slackとミニ四駆

Slackとミニ四駆

今さらながら、ずっと気になっていた「Slack」というサービスを使いはじめた。おしゃれで軽く、いくつものグループが簡単につくれ、気楽にコミュニケーションのとれるビジネス用のLINEみたいなサービスだ。たしかに使いやすい。

そんなSlackと連携できる、IFTTT(イフト)およびmyThingsというサービスがおもしろい。Webサービス同士を連携し、「●●が△△したら、■■する」といった簡単なプロ

もっとみる
今日もRIDE ON TIMEできなかった

今日もRIDE ON TIMEできなかった

ただいま深夜3時43分。

日曜日に観た山下達郎さんのライブがあまりにすばらしかったので、その感想を、熱が冷めないうちに書きたいと思っているが、昨日も今日も間に合わなかった。

いや、別に今から書くこともできなくはないのだけど、気力・体力がそれなりにあるときでないと失礼な気がしていて……。それほど素晴らしいライブだった。

Q46 アルバムを作っていて「これでOK!」と判断するポイントは?

もっとみる
千原ジュニアの「1P」をみた

千原ジュニアの「1P」をみた

「売れている人=求められていることをやる人」であり、「求められること≠本当にしたいこと」だとすると、生来のクリエイターが「売れっ子」となった場合、ストレスが溜まるものなのだろうか。



昨日、千原ジュニアさんの単独コントライブ「1P」に行ってきた。「1P(いちぴー)」は、テレビで言いやすいように開発された、男性の自慰行為を指すジュニアさんの造語である。ちなみにジュニアさん、セックスのことは

もっとみる

「がんばれ」は言わない

とTwitterにも書いたが、命を脅かす感じの病気になる知人が少しだけ出てきている。みなさん、かまってちゃんにならないよう、努めて前向きに、でも情報をきちんと伝えられていて頭が下がる。自分にはとても書けないと思うテキストばかりだ。

なんて声をかけたらいいのかわからなくて、自分にがっかりすることも多いのだけど、なんとなく「がんばれ」だけは言わないようにして、極力普通に振る舞うようにしている。自分が

もっとみる

資本論

独立して3ヶ月、恐れていた事が起きた。体調不良である。

たぶん風邪のひきはじめとかそんなので、全然大したことないのだけど、生産性は落ちる。「体が資本」とはよく言ったものだ。

こういうとき、「風邪ははたらきながら治すもの」と言っていた根性あふれる先輩のことと、「何が大病につながるかわからないから、とにかく身体を大事にしたほうがいい」と言っていた、大病経験のある先輩のことを思い出す。たぶんどっちも

もっとみる
歌舞伎町のコメダから山形へ

歌舞伎町のコメダから山形へ

いま、新宿歌舞伎町のコメダ珈琲でこれを書いている。コメダのWi-Fiは1時間で切れるので、何回つなぎ直したかで滞在時間がわかる。数えていたが、4回目からわからなくなった。今日はカフェインを抜いてみようと思い、ミックスジュースとクリームソーダを一杯ずついただいた。どっちもあまくておいしい。

明日は急遽出張で山形に行くことになった。人生初の山形「滞在」がたのしみだ。通過ならあるけど、泊まるのははじめ

もっとみる
「転職基準」てわからなくないですか? わかるイベント、やります。

「転職基準」てわからなくないですか? わかるイベント、やります。

「イベントと編集の会社」と銘打ってツドイをはじめてもうすぐ3ヶ月。ようやく、「イベント」の方をお見せできるときがやってきました。ツドイ初の主催イベントを10/16(月)に実施します。

「転職基準」がわからない

第1回のテーマは「会社でもやもや しているアラサーの [転職基準]を考える」です。転職の仕方はそこら中で語られているけど、「転職基準」についてはそこまで議論が深まっていると思えず……。

もっとみる
負けた

負けた

原稿が終わったらnoteを書いて寝ようと思っていたのに、原稿が終わらないまま明け方眠ってしまい、朝イチの打ち合わせに遅刻しそうになった。

そしてこのnoteは、そんな現状を山手線の車内で書いたものである。

自分への敗北である。

「いい天気」「いい日」

「いい天気」「いい日」

9月になってしまった。一年に何度「なってしまった」と思わず「なった☆」と思える月があるだろうか。はたらいている以上おとずれないんじゃないだろうか。今年もまたそんな扱いをしてごめんよ、9月。

8月は、雨が多かった。家にこもって仕事をしないといけない日の雨は好きで、そうじゃない日の雨は嫌いだ。そういう意味で、この8月はぼくにとって毎日「いい天気」だった。そういえば、気象予報士がどんなに過ごしやすく快

もっとみる
長生きの秘訣は、敬語

長生きの秘訣は、敬語

仕事相手とは年齢立場問わず、敬語で話すのが基本だと思っている。

敬語は、相手を敬う気があることを伝えるうえでたいへん便利なツールだ。もしこれを読んでいるなかに「敬語なんて形だけ リスペクトがあればタメ語でもSo good おれはクラブでも上司に遭遇」なんて思っているヒップホッパーがいたら、「なぜB-BOYが片足のズボンの裾をまくっているか知っているかい? 敬語も同じさ」とかっこよく伝えたい。(一

もっとみる