躁鬱とお付き合いすることになった話20

ここ最近の話。
大分投稿が空きましたが、元気に生きてはいます。むしろある程度元気だったので書くことがあまりありませんでした。いいのか悪いのか…。さておき、
やっと薬が効き始めているような、そんな予感があります。というのも、飲むと心が穏やかで…

穏やかになりすぎて何もしなくても全然1日過ごせる



みたいな…ダメ人間になり果てています。

一説によると、創作意欲や活動意欲も平たんになるのが抗うつ剤や抗不安剤にはよく見られるそうですね。
おかげさまで毎日かいていた絵もどんどんと描くペースは落ちています。なかなか手を出す日が増えない。
iPad買ったり、パソコン周りを整えたりして創作活動を楽しめるようにしていたのですが、これは大きな誤算です。
とはいえ、一日中「死にたい」と戦うのか、心穏やかに一日中「何もしない」で過ごすのか。

うーん悩みどころ。

医者に言ったところ、

「あ、趣味はできる時でいいですからねー」


とのことでした。
趣味は毎日じゃなくていいらしいです。びっくりですね!毎日20年くらいは趣味をしていたものなので逆にしていないと自分の人生に価値はないんじゃないかとか思っていました。そういうわけではないらしいです。

TRPGもしっかり取り組めるようになったので、月2,3回の卓(とはいえ、日数にすれば週1~3日になります)を楽しんでおります。これも趣味と言っていいでしょう。ということは私、趣味はできている人間なのかもしれません。

とはいえたまに。まだたまにしんどくなる時はあります。
急にふとした時に、マイナスの感情に取りつかれ、何もできなくなりそうになります。こないだは車の運転中にふと感情がぐっちゃぐちゃになりました。運転中は特に辞めて欲しいんですけど、コントロールが出来ません。空気読んで。
仕事が終わって、シャワーも危ない時があります。しかし私は働く躁鬱。人権の為にもシャワーは必須です。
あまりよくないんですが、お酒を飲むことを許しています。
お酒を飲むと大半のことができるようになります。マグカップで1杯。レモンサワーを飲みながら、夕飯を作ります。そのうちお酒の力と夕飯ができたことによる達成感で何でも楽しくなってきます。すると気づけば部屋の掃除もすれば、洗濯物も片づけ、風呂掃除を終えてお風呂を沸かしているんだから不思議です。

アルコール中毒ってこうやってなるんですね。気を付けようと思います。

創作活動も0では決してなく、こないだフォロワーと話をしながら、何かTRPGのシナリオを書いてみよう、という話になりました。実際2,3本ほど新しいシナリオを作りました。やればできるもんですね。
もう何も思いつかないのでできないだろうと思っていましたが、意外といけました。

TRPGのシナリオをつくると、当然そのシナリオを「遊ぶ」必要が出るので、人数をかきあつめて、日程を調整します。私なんかは絵を描くので、キャラクターの絵を用意します。ということは一時的に絵を描くという趣味も再発します。TRPGはコミュニケーションを重ねて遊ぶゲームなので通話やチャットでのやり取りがあります。人間と会話をします。交流をします。良いことがあったら褒めますし、行き過ぎたところがあったらたしなめます。終わった後は心地よく疲れるので、ベッドにいってすぐに寝ます。頭使うシナリオにいったら普通に疲れます。面白い。

次の日感想をツイートしたり、また遊ぼうね、となるのでまた新しいシナリオをつくったり用意したりするわけです。

随分と限定的ですが文化的に過ごせる趣味だと思います。もちろん体調がそれなりによくないとできませんが。

自炊活動も順調です。お弁当について困っていたらこちらもフォロワーの方から「キャベツと卵をお好み焼き風に焼くと冷凍できるし便利」とお声をいただきました。私お好み焼き大好き。早速キャベツをいっぱい買って焼いては冷凍を繰り返しています。一食あたり50円もいかないのでは。良いお昼ごはんです。

唐揚げや手羽元煮込み等作れる料理も微増しました。如何せん作っていてもしんどくない。これはすさまじい進歩です。毎日何か別のものを作ろうと思えますし、やろうと思えば1週間の献立を立てることもできます。

こう思うと回復してきているのでは。

確かにもう1年と半分くらいたった気がします。何年かかるかは分かりませんが、気を付けつつ寛解を目指そうと思っております。まずは、絵を楽しく描こうと筆をとるところから。

これ毎回言ってるな。

おしまい。

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