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セルフイメージの上げ方

自己肯定感をあげたり、セルフイメージを上げたりするために、どうしたらいいの?とよく聞かれる。

私も、最高レベルに高いかと言われると、微妙だけど…笑

でも、振り返ると、セルフイメージを上げることに成功した1人かもしれないので、そのことについて書こうと思う。

私は幼少期から完璧主義で、「白黒はっきりした整理整頓された世界で、生きたい」という傾向をすでにもっていた。

なので、混沌とした世界にいつも不満を持っていたし、「もっとこうなればいいのに」と、足りないものに文句ばかり言っていた。生意気な子供だった。

高校生になってお金を稼ぐようになると、自分で、ある程度、環境が整えられるようになった。すると、完璧主義はひどくなった。

そして、完璧にできないことがあると、自分にダメ出しをしまくった。ましてや、失敗なんてしようもんなら、死にたくなった。

完璧にやれる理想の自分と、

それができない現実の自分。

「なんでできないんだ」と、自分にムチを打って、頑張った。すると、ある程度まで成果は出たが、それ以上にはなれなかった。

高校で毎週行われる、英単語のテストは、60点で合格だった。ただし、不合格だと、満点を取れるまで何度も受けなければならないシステムだった。

みんな、そのテストの前は、最低ラインの60点を取るのに必死だった。

だが、私はそこの戦いはしていなかった。

ノーミスで、満点を取ることを目指していた。

なので、たとえ、99点でも、私は自分に失望し、ガッカリしていた。

60点取れて、「やったー!」と喜んでいる同級生。

99点でガッカリしている私。

どっちが幸せだろうか。

もちろん、パーフェクトを目指した努力は無駄にはならないので、力がついているのは私だ。

でも、自己肯定感、セルフイメージの視点で見ると、60点で喜んでいる同級生の方が圧倒的に、良いのだ。

ここらへんに、セルフイメージをあげるためのヒントが隠されていたりする。

ちなみに、セルフイメージが本当に高い人は、なーんにもできない自分でも、そんな自分でOK、と無意識レベルで思っている。

ここまで到達できるのは一部の人かもしれないが、こう言った人たちは、無条件で自分を信じ、愛せる人だ。

これができていない自分はダメとか、頑張らない自分はダメとか、ダメ出しをしない。

そんなんじゃ、甘えて、だらけた人間になってしまうと思うかもしれないが、ここまで到達できると、そうもならない。

自分の心と向き合っている人にしか、自分を信じることはできないからだと思う。

人間なので、エゴイスティックな思考が生まれることもあるし、疲れから想像力が足りずに思いやりを持てない場面もある。だが、こう言った人たちは、そういったネガティブな思考が生むリスクについて知っているし、その思考にすぐ気づき、修正するので、ダメ人間には、なれない。

条件なしで、今の状態で、自分は完璧だと思い込んでいる。

この人達に見えている世界は、充足した世界だ。

この仕組み。セルフイメージが高い方が、生きやすい理由だと思う。

ちなみに、私は、ここまでは到達できていないかもしれないが、セルフイメージは高校生の時よりはかなり良くなった。

長くなってしまったので、また今度、どうやって私のセルフイメージが上がっていったかを書きたいと思う。




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