【インタビュー】船旅に出る僕たち
旅を楽しみ挑戦を続ける男「けんぼぅ」
POOLO JOBで一緒に力を磨いているけんぼぅさん。ひょんなことから世界を船で旅する挑戦を考えていることを知りました。なぜけんぼぅさんは海を目指すのか。どう実現しようと思っているのかお話を聞きました。
けんぼぅさんの船旅の価値
船旅に興味を持ったきっかけ
飛行機で世界一周を考えていたらコロナ禍に入ってしまったことがきっかけです。それをきっかけに自分がどういう旅をしたいのかを考えました。その結果見つけたのが普通の旅をしても価値を見出せないという自分の思いでした。
船旅をする意味
よく船で世界一周とか太平洋横断をしている方がいますが、それだけでは他の人の共感や価値を生み出すことが出来ないと考えています。なので色々な地域に寄りながら現地の人や場所との交流を通して船旅でしか見られない価値を見せたいと思っています。
直面する壁とこれから
どう船旅をするのか?コストは?
漁船に乗って漁師の仕事をしていた時期がありますが、世界一周するためにはヨットが良いと考えています。でもヨットをした経験はあまりないので模索しています。実際のコスト感などがまだわかっておらず調査中のことばかりです。特に船を買って維持するコストも知りたいです。
仲間?それとも装備?
現実的に考えて船旅に仲間は必要だと思っています。何より睡眠時間は大事にしたいので見張りと操船をするだけでも手分けをしないと寝る時間がないのが困る。でも一人で行きたい気持ちもある。そのための装備をつけることを考えていたりしますが、どうなんでしょう。
ちょっと船旅をしている僕からの回答
船のコスト感
船は装備を欲張らなければ意外と安いんです!電子機器などを入れるとメンテナンスコストがかかってくるので、どれだけ自分の目的に則した船を選ぶかが鍵です。
例えばローコストに世界一周するだけであればこれ。
シンプルな装備で自己修繕を重ねてどんなトラブルに遭っても航海を続けられます。新艇で500万ほどで中古なら300万程度でしょうか。思ったよりお安いですよね(基準がおかしい)
Zen24は一人乗り向けですが、複数人でいきたい場合はサイズアップを考えてください。一般的に34feetまでが個人で着岸・離岸できる限界と言われます。2人以上でパーソナルスペースを確保するのも34feetあれば十分です。たまにしか着岸しないのであれば50feet級でもいいかもしれません。とはいえ日常使い出来なくなるので要注意です。例えるならでっかい車は駐車しにくいけど、長距離は快適だよねという話です。
そして船を中古で買う際は自分だけで内見しないでください。必ず熟練の船乗りと一緒に行きましょう。結局車と同じで前のオーナーがどれだけ適切な整備を行なってきたかです。外からはわからない罠を見逃さないようにしましょう。
駐船代
単刀直入にいうと最上級で年間1000万、中級で200万、低級で無料とかなり幅が広いです。値段は三つの要素がポイントです。
1.船のサイズ 2.立地 3.設備。
1に関しては言うまでもないです。ただ、立地と設備をけちれば低級のコストで船を置けますよ。2は主にブランドです。湘南の海は特に高い。しかも狭いので大きい船にはあまり向いてませんね。3は実はいちばん大事。陸電源がなかったり沖付けにされていて船に行くまでテンダーが必要だったりします。面倒になると乗らなくなるのはバイクも車も船も一緒。気をつけてくださいね。
私のおすすめは横浜ベイサイドマリーナです。全ての面のバランスがよく文句なし。ただ人気すぎて順番待ちになっているので年単位で狙い続ける根気が必要になります。
船旅にかかるコスト
夜を過ごす際にかかる係留費は1日平均3000円くらいだと思います。前項でお話しした三つの要素で変わってくる部分です。公共の避難港の場合はお金がかからないこともありますが、申請が必要になったりするので細かい部分を地元の船乗りに聞いてから行きましょうね。
けんぼぅさんといつか船旅に行きたい
お話を聞いていてすごく船旅に行きたくなりました。船旅をしたい理由も全く私と同じ考えでちょっとびっくり。色々なチャレンジがあると思いますが、同じ船でも違う船でもいいのでいつか一緒に船旅しましょう!
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