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自論・ここが神席

ラグビーのリーグワンが開幕したので、何となく語ろうかと思い立ちました。

最初に、これはあくまで自論です。胸を張って言えるほど観戦回数が多いわけではないし、浅く長く応援している人間の好みの話です。それを踏まえて読んでいただけると嬉しいです。

広いラグビー場のどこから見ると楽しいか。一番楽しめるか。それは、ここ。

「センターライン上の最上段」

まぁ、予想通りの回答である可能性も否めませんが(笑)

私が初めてラグビーを観戦したのは12歳のとき。この後ずっと応援することになる吉田義人さんがキャプテンを務める明治大学と早稲田大学の一戦でした。

すっかりラグビーの虜になった私は、お小遣いの範囲内で通うようになるのですが、10年くらいはポールの後ろから観戦していました。いくらチケット代が安いとはいえ、SやA席を購入することはできなかったのです。(ポール後ろは¥1000。安い)

TVでは殆ど放映してもらえない、インターネットなんてない、行くしかなかった。でも、お金がないから我慢するしかない…辛かったです…。

社会人になり、初めて22mライン真横から見たときのことでした。確かに今までよりは見やすいし、楽しくなったようには感じるのですが。何かが足りないと思ったのです。

その違和感に気がつくまで時間はかかりませんでした。

近すぎて、逆に見にくいんだ!

選手の細かい動きは見えますが、その代わり30人の動きは見えないんです。

ボールを持っている人の動きを見るのは大事ですが、その人を走らせるためにフォワードがどう動いているのか、ハーフバックスはどう動かしているのか。それを確かめるためには、もっと上から俯瞰して見ないといけなかった。

WTBが抜けたとき、スポーツ番組ではその人が走り出しトライするまでを映すことが多いですが、見たいのはその前です。WTBを走らせるために、周りがどう動いたか、それにどう応えたか。それを見逃さないためには、高い位置で全体を見ないとわからない。

ラグビーは背番号でポジションがわかるし。体格やプレイスタイルでも何となく分かります。どの選手なのかはわからなくても楽しめます。

ポールの後ろだと、反対側にいる間は見辛い。どこにいても左右等距離で見られるのはセンターライン。そして高いところ。

結論。

「神席はセンターラインの最上段」

というわけです。

今となっては簡単には取れなくなりましたが。2015年より前は選び放題だったので。暇な時にふらっと秩父宮ラグビー場に立ち寄っては、上記の位置から見ていました。

近くから見た方が選手の表情などもみることができたりしますが。試合を楽しむなら高い位置。強制はしませんが、一度お試し頂けると嬉しいです。

但し、冬のスポーツであるが故に、高いと寒いんですよね。貼るカイロを背中とお腹に!

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