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サウジとの国際結婚 親からの反対

わたしはサウジアラビア人の夫と2021年末に結婚しました。


「結婚相手はサウジアラビア人です。」

と言うとほとんどの人に、

「えっ?どゆこと?」

という反応をされます(笑)


アメリカ人ならまだしも、サウジアラビア人との国際結婚は珍しいですよね。

わたしもまさか将来サウジアラビア人と結婚するとは思っていませんでした。


このサウジアラビア人との結婚ですが、国も文化も全くちがうし、宗教も変わるので、周りの人から「親からよくOKされたね~」と言われることがあります。


たしかに国際結婚でめちゃめちゃ親に反対されたけど押し切って結婚した、みたいな話はテレビで見たことがあります。


実際にわたしはどうだったのかというと、

わたしは両親から全く反対されませんでした


わたしが両親から国際結婚を反対されなかった理由は主に以下の3つだと思います。


・彼の印象が良かった

・両親の考えが国際的

・なんでも自由に選択させてくれる


まず、国際結婚が反対されなかった1つ目の理由は「彼の印象が良かった」です。


大学時代に付き合っていたころからわたしは彼を家に連れてきていていました。

親の誕生日パーティーに連れてきたり、一緒にご飯を食べに行ったりしていました。

夫はずっと日本語を勉強しているので、日本語しか話せないお母さんとも上手くコミュニケーションが取れます。

お母さんからは「優しい感じの人だよね~」と言われていました。

お父さんとは一緒にお蕎麦を食べに行きました。

夫(当時は彼氏)はお父さんと初めて話したときはかなり緊張していましたが、学校の話などをして最終的には盛り上がっていました。

お父さんも「彼は良さそうな人だね」と言ってくれていました。

彼の性格が優しくまじめなので印象が良く、特に結婚を反対される要素がなかったんだと思います。


2つ目の国際結婚が反対されなかった理由は、わたしの両親の考え方が国際的だからです。

わたしの両親はどちらも海外に興味があります。


わたしが高校生くらいのときは、家に外国人を招待してホストファミリーをやっていました。

アメリカやマレーシア、カザフスタンなど様々な国の学生がうちに泊まりにきていました。


お母さんはブラジル人のズンバ教室にも通っていて、ブラジルやペルーなどラテン系の友達と常に遊んでいます。

服装も露出高めで、キラキラしたジャケットを着たり、ブラジル人みたいです(笑)

お母さんはよく外国人に間違えられています(笑)


お父さんは、わたしが生まれる前はワーキングホリデーに行きたかったみたいです。

ワーホリに行こうと考えていた時にわたしが生まれ、行くタイミングを逃してしまったそうです。

その後お父さんは、私たち家族を支えるために日本の会社で働いていましたが、わたしが大学生の頃にフィリピンに3年間単身赴任をしていました。

また、今現在はその仕事を辞めてマレーシアに移住をしています。

お父さんも海外生活が大好きなんです。


弟や妹も留学をしたり、ワーホリをしたいと言っているので、家族みんなが海外に興味があり、理解があります。


そのおかげで、わたしがサウジアラビア人と結婚すると伝えても特に反対されることはなく、むしろとても喜んでくれました。

ちがう国の人と家族になれるし、こどもが生まれたらハーフだね。と。

家族が異文化への理解があってよかったな~と思います。

というよりかは、親が海外に興味があるからわたしも海外に興味をもって、国際結婚をしようと思ったんじゃないかと思います。


3つ目の国際結婚が反対されなかった理由は、基本的にわたしの両親は「なんでも自由に選択させてくれる」からです。

子どもの時から、わたしはやりたいと思ったことを親に反対されたことがありません。

基本何でもやらせてくれて、自分で選択させてくれます。

「勉強しなさい」のように、親から指示を受けたこともありません。

やりたいよさこいもずっと好きにやらせてくれたし、アメリカの大学に留学したいと言った時も全く反対されず、応援してくれました。

金銭的に大変なこともあったはずなのに、それでも好きなことをやらせてくれてサポートをしてくれたので感謝してもしきれません。


わたしの両親は、わたしがやりたいこと、選んだことを尊重してくれます。

なので今回のサウジアラビア人との国際結婚も、わたしの選択として特に反対などはせず受け入れてくれたのかなと思います。


改めて、国際結婚を許してくれた両親にとても感謝します。


ただ、一点心配なのは夫側の両親です…。

次の記事では、夫側の両親について書きます。


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