【いろっぽ俳句&短歌連作】「ご主人さまとの春夏秋冬」、「ぼくは処女厨」、「買う男・買われる女」
ゆにおです!
Twitterに俳句&短歌アカウント開設しました。noteにもまとめてきたいと思います。
初詠みは、
男と女のちょいといろっぽい俳句&短歌です。どうぞお楽しみください〜
※※※
① 俳句連作 : ご主人さまとの春夏秋冬
【ご主人さまとの春夏秋冬】
花冷えの夜に開いたMの華
肌焦がしすべて晒して草いきれ
柔肌に紅葉舞い散る愛の痕(あと)
白い息外套(コート)の奥でピアス揺れ
◇
② 短歌連作 : ぼくは処女厨
【ぼくは処女厨】
「コレ好き」ときみがいうほどソレ好きにさせた男が僕には見えるよ
何度でもいつまで抱いても初めての男になれぬ永久(とこしえ)の愛
ゆるすのが愛だというけどゆるせないそれも愛だしゆるすフリも愛
◇
③ つがいの短歌 : 買う男・買われる女
【買う男・買われる女】
万札を先渡しして裸銭(はだかぜに)はじまる前に何かが終りぬ(男)
一晩のあぶく銭かな仮初(かりそ)めに幾度(いくたび)溺るるバスタブの泡(女)
■お読みくださり、ありがとうございました! おそまつ様でございます。
by ゆにお
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