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原民喜の詩「原爆小景」を原案に◇シンプル小説の新作をmonogatary.comに投稿したよー!

はじめに


こんちわ、ゆにおです! 

シンプル小説」の新作書きましたっ。

※日本語学習者の外国人の方でも読めるように、シンプルな日本語で書かれた小説。
もちろん日本人が読んでも楽しい! そんなユニバーサルな小説です。
朝木万葉さん提唱。


Simple Japanese Novel「Scenery of Hiroshima that day」

今回は、原 民喜の詩集「原爆小景」に収録されている9篇の詩をリミックスして、
小説風にアレンジ
してみたよ。

原 民喜は、広島市に住んでて被爆してるけど、
たまたま家のトイレにいたことで大ケガはせずにすんだ。

でも、身体が無事でもこんな光景を目の当たりにしたんじゃあ、きっとその後の人生も生きてる心地がしなかっただろうな。。。

謎の腹痛に悩まされて大変だったそうだし、最後は自殺してる。(理由はわからない)

だからこの作品も、ノンフィクションに近い。

例によって大胆翻案しているので、
原作の本文中にはない
ゆにおなりの解釈・読解を盛り込んでいる。



ゆにおの祖母の話


ゆにおも広島在住で、祖母が被爆していたため、子どもの頃は話をよく聞いた

祖母は顔にはやけどを負わず済んだが(身体はケロイドがひどかった)、同級生たちはみんな顔がぶくぶくになってしまい、
声をかけられても誰だかわからなかったと言ってたなあ。。

ちなみに、祖母はもう亡くなっている。


原作「原爆小景」(詩集)は、青空文庫で読めるよ!


原作は、青空文庫で無料で読めるよ!


原民喜・作 「原爆小景」



戦争について、小説や詩に書いてみたいという気持ちがゆにおにはある。

でも今の自分の力や作風では、どこかファンタジーっぽくなってしまうし、デリケートなモチーフだけに「しっかり調べてかかねば!」というプレッシャーも感じる。

どう書けばいいか?が、今はまだわからない。自分が戦争をどう捉えてるのかもわかってないかも。

しかし、いつか書いてみたい。



今回は、原作の力を借りて書かせてもらった。

原民喜の原文のほうが、むしろ生々しいかもしれない。どうわかりやすくしていくかが、なかなか難しかった。

海外の方だけでなく、さまざまな都道府県の日本人の方にも読んでもらえると嬉しい。

おまけ

三浦しをんが原民喜について語っている記事を発見。原爆ってのを外しても優れた作家ってことだ。
他の作品もよんでみようかなあ。きっと青空文庫に入ってるだろう。

では!

■お読み下さり、ありがとうございました!


by ゆにお★みすてぃか

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