原民喜の詩「原爆小景」を原案に◇シンプル小説の新作をmonogatary.comに投稿したよー!
はじめに
こんちわ、ゆにおです!
「シンプル小説」の新作書きましたっ。
※日本語学習者の外国人の方でも読めるように、シンプルな日本語で書かれた小説。
もちろん日本人が読んでも楽しい! そんなユニバーサルな小説です。朝木万葉さん提唱。
◇
Simple Japanese Novel「Scenery of Hiroshima that day」
今回は、原 民喜の詩集「原爆小景」に収録されている9篇の詩をリミックスして、
小説風にアレンジしてみたよ。
原 民喜は、広島市に住んでて被爆してるけど、
たまたま家のトイレにいたことで大ケガはせずにすんだ。
でも、身体が無事でもこんな光景を目の当たりにしたんじゃあ、きっとその後の人生も生きてる心地がしなかっただろうな。。。
謎の腹痛に悩まされて大変だったそうだし、最後は自殺してる。(理由はわからない)
だからこの作品も、ノンフィクションに近い。
例によって大胆翻案しているので、
原作の本文中にはない
ゆにおなりの解釈・読解を盛り込んでいる。
◇
ゆにおの祖母の話
ゆにおも広島在住で、祖母が被爆していたため、子どもの頃は話をよく聞いた。
祖母は顔にはやけどを負わず済んだが(身体はケロイドがひどかった)、同級生たちはみんな顔がぶくぶくになってしまい、
声をかけられても誰だかわからなかったと言ってたなあ。。
ちなみに、祖母はもう亡くなっている。
◇
原作「原爆小景」(詩集)は、青空文庫で読めるよ!
原作は、青空文庫で無料で読めるよ!
原民喜・作 「原爆小景」
◇
戦争について、小説や詩に書いてみたいという気持ちがゆにおにはある。
でも今の自分の力や作風では、どこかファンタジーっぽくなってしまうし、デリケートなモチーフだけに「しっかり調べてかかねば!」というプレッシャーも感じる。
どう書けばいいか?が、今はまだわからない。自分が戦争をどう捉えてるのかもわかってないかも。
しかし、いつか書いてみたい。
◇
今回は、原作の力を借りて書かせてもらった。
原民喜の原文のほうが、むしろ生々しいかもしれない。どうわかりやすくしていくかが、なかなか難しかった。
海外の方だけでなく、さまざまな都道府県の日本人の方にも読んでもらえると嬉しい。
おまけ
三浦しをんが原民喜について語っている記事を発見。原爆ってのを外しても優れた作家ってことだ。
他の作品もよんでみようかなあ。きっと青空文庫に入ってるだろう。
では!
■お読み下さり、ありがとうございました!
by ゆにお★みすてぃか
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