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山寺日記2022/12/21

誕生日だった。

誕生日には旅に出ていたいと思ってやって来たのだった。
誕生日のこと意識しすぎ?
いいじゃん。

雪の山寺は水墨画の世界らしい。
昨晩、誰かのブログで読んだ。いい表現だね。それを見るつもりで、すっかり行く気になる。


朝、旅館の窓が額だった


木の雪


山寺駅に到着して見た山
この中に山寺がある

まさか登る気? と母に言われたから、登り始めるまでごまかしたけど、ていうかここまで来てまさか登らない気?
そうは言いつつ、あまりの快晴に二人とも大はしゃぎする。天気の気分への作用はすごい。


いくつもの平行線と川!

道路の凍結に足を滑らせないように注意深く歩いて登山口へ。

長い階段が始まるよ

防水スプレーを振りかけただけのノーマルスニーカーでは不安だったけど…

長靴借りられましたーー!!

(昨日旅館で質問した時、おしえてほしかったのはそういうことだったYO!)

長靴がともかくありがたかった。普通に雪の積もった石の階段なので、ノーマルシューズでは染みてきそうだった。雪が深い箇所もあるから、長靴でなければ、ズボンの裾が浸水し、濡れてしまっていただろう。本当にありがたすぎた。
入山するところ(料金所)で借りられます。


暑くなってコートを脱いでた。水墨画にピンクの人。


息をのむ景色
山寺は山形県🍒


この上に登りたい


最後の難関


山の上も額だった


駅と線路と電車が見えた


たたずむ写真
撮りまくってもらう
が👢ん👢ば👢っ👢た


芭蕉たち

さして休憩もせず、よく頑張った。

木の上からたびたび落雪し、山に響き渡った。飛沫がかかることもあり、常に何かが頭上から降ってくる状態で、少し怖かった。落雪が頭に落ちたら怪我をするだろうし、逃れるのは難しいと感じた。

母は、もうすぐ70だよ! と言っててハッとしたけど、まだあと数年あるから大丈夫。
10:00に山寺駅に着いた時に見た案内には、往復で約2時間かかりますって書いてあったけど、景色を見たり写真を撮ったりしていて、登山口に戻ったのは13:00を過ぎていた。
長靴を返し、(無料だったこともあり)お礼を兼ねて絵葉書セットを買った。それは昭和でもきかないほどのとんでもなく古い写真の絵葉書で、山寺からの眺望には駅もなく、線路もない。電車(仙山線)が走ってない!ふるっ! おもしろ!

ふもとの店で芋煮を食べて、電車に乗って仙台に向かった。

1時間20分ほどで仙台に到着。

母が「はやぶさが見たい」と言うから、新幹線のホームに行った。
母は自分から人に聞いたりしたがらないのだが、この旅のひそかな基本方針は「私が一人で全部やらないこと」と決めたので、「聞いてきて!」と言って窓口に行かせる。
2回聞きに行き、入場券(150円)を買って、新幹線のホームまで見に行くことにした。

母は孫の影響によって電車が気になっているのだ。
普段はあまり自分から興味を持つことは多くないのだが、子や孫の影響を受けやすく、そうなると自分の範疇に入れて楽しむ人だ。
この時に撮っていた写真も動画も、孫に見せるため。はやぶさを見つけると、自分のことのように大喜びして走って撮りに行っていた。


色かわいい電車

本当はもうくたくただったから、仙台駅近くのホテルにチェックインした後は、駅ビルで夕食を食べてケーキを買って戻りたかった。
けど、思い出した。母がイルミネーションを見に行きたいって言ってたこと!
正直、本当に疲れていたが、行きたそうだったので頑張って地下鉄に乗った。
17:00に着いたけどそれらしき電飾がない。
おや…?
そこで初めて調べたら、イルミネーション点灯は19:00から!
道で出会えば見て楽しむけど、私はイルミネーションにそれほど興味がない。
でも、何よりもまず休憩したい!

そこは仙台随一の歓楽街で、歩いていたら見覚えのあるおでん屋さんを発見する。昨夜も、長い移動中も、ずっとるるぶを熟読した甲斐があり、名前を覚えていたおでん屋さんだった。
しかし18:00開店。

さらに頑張って歩き、友達と入りそうな喫茶店を見つけた。ぼぶちゃんとなら行きそうって思ったから、迷いなく入る。


喫茶カスタムの上はスナック恵


山寺のはがきに書いて休憩


おでんーーーっ

いい感じのカウンターのあるおでん屋さんだった。

母が急に、「仙八先生って知ってる?」と言い出した。昔のドラマで、金八先生のシリーズらしく、仙台駅のホームで主題歌が流れたらしい。俳優(?)が仙台出身なんだって。私は知らなかったし、気付かなかった。一緒にいても、違うものを見たり聞いたりしてるんだな。


仙台光のページェント


見たら撮るじゃん

ホテルに帰り、お風呂に入ってケーキを食べた。妹と電話した。
めいっぱい誕生日だった🎂

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「ててて日記」を読むと、もしかしたら、一人だけど一人じゃないなあって思えるかもしれないです。 ほんの時々、これは知らせたいぜひ! っていうことを、急に書いたりします。 最近は、学校の話が多いです。 好きなのかも。 あとは、家族の話、生き方についてや悩んでいること…。 購読したいけどシステム的に(?)難しいなどの方はお知らせください~。

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