伝書鳩の存在。
登場人物。
🐰ちゃん(悪口を言った人)
🐹ちゃん(伝書鳩)
🐤ちゃん(悪口言われた人)
伝書鳩とは。
伝書鳩。
ここでいう伝書鳩🐹とは、
『🐰ちゃんが悪口言ってたよ!』
と、本人🐤に伝えちゃう子。
便利なので、伝書鳩って言います。
伝書鳩トラブル。
『先生、聞いてよ、🐰ちゃんが
私の悪口言っとったって
🐹ちゃんから聞いたんやけどー、』
そこから、クラス単位の揉め事へ発展。
下手すると、クラスをまたいでどんどん
ひろがっていく。
誰がはぶかれることになるか
そのときの運次第。
悪口を言った子🐰
伝書鳩役の子🐹
悪口を言われた子🐤
それぞれの振る舞いによって
誰かが孤立することもよくある話。
そう、誰が得するん?
悪口言っとったよって伝えることで。
3種類の伝書鳩。
便乗型の伝書鳩🐹
私は悪口言ってない!
あの子が悪口言ってたの!
でも私も思ってる!🐤のこと悪く言いたいの!
だから、言うね、せーの!
『🐰ちゃんが🐤ちゃんの悪口言ってたよ』
人のせいにして、私は言ってないもん!って顔して
自分が攻撃したいきもちをぶつけるタイプ。
🐤ちゃんに嫌な思いさせてやろうって
意識的なのか、無意識なのか、わからないけど。
人の名前をつかって、ちゃっかり悪口言うタイプ。
正義感爆発型の伝書鳩🐹
これまた、厄介。
はっ!悪口言ってるところ聞いちゃった!
本人に言ってあげないと!
言われてたんだもん!教えてあげなきゃ!
せーの!
『🐰ちゃんが🐤ちゃんの悪口言ってた!
大丈夫?つらくない?心配!』
いやいやいやいやいやいや。
もはや、悪口言ったの、あなた🐹みたいなもんよ。
このタイプは本当に悪気がないことが多い。
正義感が変な方向に働いて、
教えてあげた!スタンス。困る。要らん。
でも、教えてあげた本人🐹は
とっても良いことしたきもちなんだよなあ。
無意識な攻撃は罪だ。
方向転換型の伝書鳩🐹
これは、言われていた側🐤を
攻撃したいわけではなく、
言っていた側🐰をターゲットにするタイプ。
わ、🐰ちゃん悪口言っとるやん、最悪。
人の悪口言うなんて最低。
せーの!
『🐰ちゃんが🐤ちゃんの悪口言っとった
ほんま🐰ちゃんって最低じゃない?』
これね、ほんとにこれもよく見ますわ。
🐰ちゃんのことが気に入らずに
これをチャンスと思っちゃうんだろう。
これが派生するとなかなかに
収拾のつきにくいトラブルに発展する。
伝書鳩って厄介。
と、まあ、私が確認できてきる
伝書鳩のパターンとしてはこのくらい。
他にあったら教えてください。
これを、どう生徒たちに伝えるか。
個別の指導だと伝えやすい。
ほけんだよりにどう反映させるか。
本当の友達って悪口言われてたことを
伝えるだろうか?
という、話もあるけども。
高校生にもなると、
友達じゃないところから聞くことも多い。
好きじゃないからこそ言う。
そこをどうおさえていくか。
難しいところですね。
生徒に伝えたいポイント。
伝えたいポイントとしては、
✅誰も得しないこと
✅自分の立場が悪くなること
✅言われた側は傷つくこと
✅言わなくていいこともあるということ
✅誰も得しないこと
✅ほぼほぼトラブルに発展すること
✅これはおとなになっても起きること
✅上手なコミュニケーションのとり方ではないこと
伝えたいこと多いな。
ほけんだよりに落とし込む、なんとか。
B5サイズに詰め込む思い。
難しいなあ。
さいごに。
おとなでもあることを、未然に防いでいく。
難しいことかもしれない。
でも、伝えないよりは伝えたほうがマシ。
そう信じるしか、ない。
少しでも、傷つく子が減るように。
少しでも、傷つける子が減るように。
日々、がんばらねばなあ。の、おもい。
以上、伝書鳩についての
なーーーーーーーーーーっがい独り言でした。
追記✍️
はてさて、ここから実際のほけんだよりにして
配付の際に担任からふれてもらいました。
まじまじ読んでたよ、との声もあり、
生徒側からもリアクションがありました。
『こんなん言ってどうすんの』
『誰の得にもならん』
とな。NICE!教育効果!
元の記事がない中で、
学校の実情に応じておたよりにする。
難しかったですね。
高校生の生徒が見ても、
おとなが見ても、
読み応えがあってわかりやすいものが
出来上がりました!(自画自賛ばんざい)
おまけ🕊
たくさんのおとなたちと
この伝書鳩の話をしていく中で、
いろんな形の伝書鳩が発見されました。
新種 No.4
『わたし、🐰ちゃんに悪口言われたのー!』
って、言われた側🐤がわざわざ言うタイプ。
🐹と🐤が同一人物という。
これはちょっと違うかもしれないけど
これももめるわなあ…
『🐤ちゃんが🐰ちゃんに悪口言われとった
らしいよ!🐤ちゃんが言ってた!』
って言い回る伝書鳩役🐹もいますしね。
新種 No.5
悪口言う子🐰と、私はちがうの!
悪口言う子と一緒にしないで!
私は悪口言ってないんだから!
せーの!
『🐰ちゃんが🐤ちゃんの悪口言ってた…』
私🐹は悪口言うグループにいませんよ!
っていうアピールのために、使うパターン。
まあだいたい一緒になって悪口言ってますよ。
でも、周りから見たとき、どう見えるかを考えて、
あたかも自分は言ってなかったかのように。
終わり。
今後も新種を発見すれば追記します。